最高裁の裁判官は、任命後初の衆議院議員総選挙の投票日に国民審査を受けます。
(その後は10年経過後の衆議院議員総選挙の投票日になります。)
投票用紙には審査対象裁判官の氏名が記載されており、罷免したい人に×印を記入するのです。
罷免したい人がいない場合は、何も記入しません。
記入できるのは×印だけで、○印などを記入すると投票用紙自体が無効になります。
12月16日の審査対象裁判官は10名です。
山浦善樹(やまうらよしき)
岡部喜代子(おかべきよこ)
須藤正彦(すどうまさひこ)
横田尤孝(よこたともゆき)
大橋正春(おおはしまさはる)
千葉勝美(ちばかつみ)
寺田逸郎(てらだいつろう)
白木勇(しらきゆう)
大谷剛彦(おおたにたけひこ)
小貫芳信(おぬきよしのぶ)
ちなみに、現在までに国民審査によって罷免された裁判官はおりません。