NHK Eテレの「チョイス」という健康番組を見ました。
下肢静脈瘤というのは、足の表面の静脈の弁がうまく閉まらなくなって
血流が停滞し、血管が瘤のように膨らんでしまうのが原因だそうです。
伏在型(皮膚がぼこぼこと浮き出る)と網目状(青紫色の網目状に広がる)の
2タイプについて、治療方法を紹介していました。
1.そのまま
徐々に進行するものの、命にかかわる病気ではないため経過観察。
だるさ、むくみ、痛みなどの症状が出たら、病院で治療方法を相談。
2.血管内治療(伏在型タイプ)
レーザーファイバーで膨らんだ静脈を焼く。(血管はいずれ消滅)
表面の細い静脈が無くなっても、深部静脈があるので大丈夫。
手術時間は約30分、保険適用で約5万円。
3.硬化療法(網目状タイプ)
泡状の薬剤で血液を固めて血管を塞ぐ。(血管はいずれ消滅)
治療時間は約10分。保険適用で1回(片脚)5千円。
4.弾性ストッキング
症状の緩和、進行・再発の予防に有効。
医療用の弾性が強いストッキングで、血液が心臓に戻るのを助ける。
市販されているむくみ防止用のストッキングや靴下に比べ、かなり強力。
予防体操を2つ紹介
つま先立ち体操---椅子の背もたれなどにつかまり、つま先立ち→戻すを10回行う。
ゴキブリ体操---仰向けに寝て、手足を垂直に伸ばし、30秒間ぶるぶると震わせる。