一進一退の攻防を繰り広げていたNBA Finals、GS WarriorsがCleveland Cavaliersを退け40年ぶりの優勝を遂げました。
GSはNBAのオリジナル3の1チーム、創設当初からのチームです(他はBostonとNY)。
GSは得意の長距離シュートと速攻といったアップテンポなバスケットボールを展開、今年からはChicago Bullsで名脇役を担っていたスティーブ・カー氏がHCに就任、早速に優勝するといった快挙を成し遂げました。
現代バスケットボールではアップテンポなチームは優勝しない傾向が強かったのですが、今年はレギュラーシーズンで67勝に到達、その勢いのままPlayoffsも勝ち上がっていきました。
普段からスプラッシュ・ブラザーズの異名をとっているStephen Curry選手とKlay Thompson選手のコンビが有名ですが、今回のMVPはシーズンのほとんどを控えで過ごしていたAndre Iguodala選手が獲得、最後に意外性を演出して幕を閉じました。
一方のClevelandは、ビッグ3を形成するKevin LoveとKyrie Irvingが負傷で欠場を余儀なくされ、キングことLeBron Jamesが孤軍奮闘せざるを得ない状況となり、シリーズ後半はさすがに息切れ、力尽き果てた印象です。
バスケットボールは個人の要素の占める割合が大きい競技ですが、さすがのキングも及ばなかった今回のシリーズを見て、チーム力も重要であることを改めて認識しました。
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