ノッポの放冗記

エンジニアとバスケのどうでもいい体験・知識・情報を綴ります。行くボールのながれは絶えずして、しかも私の本に帰ってこず。

NBA Finals 2015

2015-06-17 23:45:59 | Basketball

 

 一進一退の攻防を繰り広げていたNBA Finals、GS WarriorsがCleveland Cavaliersを退け40年ぶりの優勝を遂げました。

 GSはNBAのオリジナル3の1チーム、創設当初からのチームです(他はBostonとNY)。

 GSは得意の長距離シュートと速攻といったアップテンポなバスケットボールを展開、今年からはChicago Bullsで名脇役を担っていたスティーブ・カー氏がHCに就任、早速に優勝するといった快挙を成し遂げました。

 現代バスケットボールではアップテンポなチームは優勝しない傾向が強かったのですが、今年はレギュラーシーズンで67勝に到達、その勢いのままPlayoffsも勝ち上がっていきました。

 普段からスプラッシュ・ブラザーズの異名をとっているStephen Curry選手とKlay Thompson選手のコンビが有名ですが、今回のMVPはシーズンのほとんどを控えで過ごしていたAndre Iguodala選手が獲得、最後に意外性を演出して幕を閉じました。

 一方のClevelandは、ビッグ3を形成するKevin LoveとKyrie Irvingが負傷で欠場を余儀なくされ、キングことLeBron Jamesが孤軍奮闘せざるを得ない状況となり、シリーズ後半はさすがに息切れ、力尽き果てた印象です。

 バスケットボールは個人の要素の占める割合が大きい競技ですが、さすがのキングも及ばなかった今回のシリーズを見て、チーム力も重要であることを改めて認識しました。


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