帰宅するとこんなパンフがありました。
金沢市中学校通学区域再編計画
金沢市の指定校変更制度
計画として、①「校区重複型の中学校通学区域の見直し」と②「通学空域の弾力化策の見直し」と銘打たれています。
①ですが、金沢市では12校区で重複、すなわち小学校の校区が2つの中学校に分かれています。
ノッポが通学していた南小立野小学校も紫錦台と城南の両中学校に分かれていました。
結果的に紫錦台の方に通うことになったのですが、徒歩で30分強、バス通学も許可されるほどであり、さらに紫錦台組は南小立野小学校の約3割程度しか該当せず、まさしく少数で見ず知らずの土地へ乗り込むといった心境だった記憶があります。
一方、城南であれば勝手知ったる土地柄、友人も多数で徒歩10分弱と本当にこの時分は居の位置を恨んだものです。
そして今回はそのような分割校区を全て解消する計画となっており、補足として前述とは逆に遠くなるようなら変更を柔軟に受け付けようといった内容でした。
一方、中期プランとして学校の新設、移設が記載されていました。
小将町中学の移設と通学区域見直し、大徳中学と金石中学の通学区域見直しと大徳地区内の小学校新設、そして紫錦台と城南の合併です。
ノッポが居を構えている大徳地区、確かに人口は増加傾向ですが新設まで必要あるのかといった疑問は拭えません。
何年先まで想定したプランなのか、既存の増設で対応できないのか、建築工事が計画されれば関係諸方が潤うのでどうしても新設の方向に傾くのでしょうが・・・。
一方、合併話は寝耳に水でした。
今年の2月には報道されていたようですが・・・
http://www.hokkoku.co.jp/subpage/H20150219101.htm
ノッポの小学校時代、紫錦台校区内の小立野は6くらい、南小立野は4のうち1、長町(現在の中央)と俵(現在廃校)で1、計8クラスほどでした。
城南の方も似たような状況で7と8だったかと思います(あやふやな伝聞と淡い記憶)。
それが四半世紀を過ぎこの地域(小立野台地と犀川大通り周辺地区)の過疎化?限界集落化?が急進、多数を誇った小立野は2乃至3クラスまで落ち込み、他校区も似たような状況で、紫錦台、城南ともに3乃至4クラスの維持が精いっぱいとのことです。
そんな中の合併話、何処に設置されるのかは分かりませんが、地図で見る限りは現在の城南中学校はほぼ中心に位置しており新設の必要は無いのかと思います(が、様々な「配慮」により土地購入から建設に至るまで金がしっかり回るような工事になるのでしょう)。
さて、風前の灯となった我が母校、人口減少、市街地開発計画などにより時代の波に抗することはできませんが、廃校前には見学に訪れたいものです(確定したわけでないと思うが)。