ここしばらく、時事ネタは意識的に避けていたんですが……。
アメリカの火星探査機「フェニックス」が火星着陸に成功しました。
NASAの火星探査機は90年代は失敗した計画が多かったんですが、2000年代に入ってからは連続して成功してますね。現在火星を探査しているのは「2001マーズ・オデッセイ」、「スピリット」と「オポチュニティ」の2台のローバー、「マーズ・リコネッサンス・オービター」、それからヨーロッパの「マーズ・エクスプレス」も観測中なので、フェニックスを含めると計6機の探査機・探査車が火星を探査していることになります。
90年代に打ち上げられて成功したのは「マーズ・グローバル・サーベイヤー」、「マーズ・パスファインダー」の2機。一方で失敗したのは「マーズ・オブザーバー」、「マーズ・クライメイト・オービター」、「マーズ・ポーラー・ランダー」の3機。
で、今回のフェニックスですが、ご存じのように「不死鳥」の意味です。自分から火の中に飛び込み、そして灰の中から蘇るという鳥ですね。今回の「フェニックス」、過去に失敗した探査機やお蔵入りになってしまった探査機が、まさに蘇ったような探査機です(自分から火の中に飛び込んだわけじゃないですけど(^_^;))。NASAのホームページの情報等によれば、失敗に終わったマーズ・ポーラー・ランダーや、お蔵入りになった「マーズ・サーベイヤー2001」の機器等を再利用しています(改良はしていると思いますが)。
マーズ・サーベイヤー2001というのは、現在も観測中の2001マーズ・オデッセイの前身のような計画です。もともとマーズ・サーベイヤー2001ではオービターとランダーとで構成されていたんですが、90年代の失敗続きでランダーがキャンセルされてしまったんですね。それでオービターだけの計画がオデッセイになりました(この辺、大筋では間違っていないと思いますが、記憶を頼りに書いているので、正確なところを知りたい人は自分で調べてください)。
とりあえず着陸に成功したので、今後の観測が楽しみです。「生命の痕跡」が見つかったら大騒ぎになるでしょうね。きっと。
アメリカの火星探査機「フェニックス」が火星着陸に成功しました。
NASAの火星探査機は90年代は失敗した計画が多かったんですが、2000年代に入ってからは連続して成功してますね。現在火星を探査しているのは「2001マーズ・オデッセイ」、「スピリット」と「オポチュニティ」の2台のローバー、「マーズ・リコネッサンス・オービター」、それからヨーロッパの「マーズ・エクスプレス」も観測中なので、フェニックスを含めると計6機の探査機・探査車が火星を探査していることになります。
90年代に打ち上げられて成功したのは「マーズ・グローバル・サーベイヤー」、「マーズ・パスファインダー」の2機。一方で失敗したのは「マーズ・オブザーバー」、「マーズ・クライメイト・オービター」、「マーズ・ポーラー・ランダー」の3機。
で、今回のフェニックスですが、ご存じのように「不死鳥」の意味です。自分から火の中に飛び込み、そして灰の中から蘇るという鳥ですね。今回の「フェニックス」、過去に失敗した探査機やお蔵入りになってしまった探査機が、まさに蘇ったような探査機です(自分から火の中に飛び込んだわけじゃないですけど(^_^;))。NASAのホームページの情報等によれば、失敗に終わったマーズ・ポーラー・ランダーや、お蔵入りになった「マーズ・サーベイヤー2001」の機器等を再利用しています(改良はしていると思いますが)。
マーズ・サーベイヤー2001というのは、現在も観測中の2001マーズ・オデッセイの前身のような計画です。もともとマーズ・サーベイヤー2001ではオービターとランダーとで構成されていたんですが、90年代の失敗続きでランダーがキャンセルされてしまったんですね。それでオービターだけの計画がオデッセイになりました(この辺、大筋では間違っていないと思いますが、記憶を頼りに書いているので、正確なところを知りたい人は自分で調べてください)。
とりあえず着陸に成功したので、今後の観測が楽しみです。「生命の痕跡」が見つかったら大騒ぎになるでしょうね。きっと。