デジタルな戯れ言

日記のようなものです(毎日じゃないけど)。

ガリレオ衛星の大きさ比較

2011年04月29日 22時05分12秒 | CG

前回載せてから、だいぶ時間が経ってしまいましたが、POV-Rayで作ったCGの続きです。

今回で、POV-Rayで作った木星はひとまず終了します。次からはほかの惑星にしようかなと(^_^;)。

冒頭の画像は4つのガリレオ衛星の大きさ比較です。比率を合わせて並べてみました。下に映りこむようにしてあるのは意味ありません。


木星と比べるとこんな感じになります。衛星の小ささがよくわかりますね。ガニメデ(右から2番目)は惑星である水星よりも大きいのですが、木星と比べるととても小さいです。

木星表面の画像は下記のページのものを使っています。
http://photojournal.jpl.nasa.gov/catalog/?IDNumber=PIA07782


各衛星の表面の画像は下記ページのもの。
USGS - Jupiter Satellites - Voyager and Galileo Global Mosaics


木星とイオ、エウロパ、ガニメデ

2011年02月23日 22時33分49秒 | CG
POV-rayで作った木星のつづきです。手前に見えるのは衛星ガニメデ。小さくイオとエウロパの見えています。惑星や衛星の大きさ、木星からの距離などの比率は合わせています。

ちなみにガニメデは、太陽系にある衛星の中で最大の天体です。

木星表面の画像は下記のページのものを使っています。http://photojournal.jpl.nasa.gov/catalog/?IDNumber=PIA07782


各衛星の表面の画像は下記ページのもの。
USGS - Jupiter Satellites - Voyager and Galileo Global Mosaics

北天・南天の星空

2011年02月12日 21時49分59秒 | CG
部分的なものばかりだとちょっと面白くなかったので、北天全体の星をプロットしてみました。6.5等までの星です。というか、部分的な星空を表示するにも、全天のデータを読み込んだうえでレンダリングしているので、手間はかわりません。

北極星が画像中央近く、つまり天頂近くにあります。つまり、北極点に立ったときに360度を写せる魚眼レンズで撮影したような感じになっています。


冒頭の画像とは逆、南天の星空です。うっすらと天の川っぽくみえている部分もありますね。

POV-Rayで星空を作る

2011年02月08日 21時26分34秒 | CG
木星はちょっとお休み。

POV-Rayを使って、イメージではなく、本当の星の配置を元にした星空を作ってみました。冒頭の画像はオリオン座で、6.5等星未満の星空をプロットしています。等級ごとに大きさを変え、天球上に配置しています。

星の配置についてはヒッパルコス衛星のデータを利用しています。ヒッパルコス衛星は、恒星の視差を調べるのが主目的の衛星でした(と思います)。データは、HEASARC Browse: HEASARC Catalog Resources IndexにあるHipparcos Main Catalogのものです。

そのカタログから6.5等星まで抜き出すと、全天で8800個近くになります。ちなみにヒッパルコス衛星の上記のカタログは全部で11万8000ほどの恒星が含まれているそうです。


4.5等星までだとこんな感じ。


3.5等星だとこんな感じです。オリオン座は明るめの星がそろっているのがわかりますね。


これはふたご座。6.5等まで入っています。右のほうにオリオンの一部も見えています。


さそり座です。これも6.5等まで。

どの星が星座を作っている星か、探してみてください。

木星とイオ(3)

2011年02月05日 22時55分12秒 | CG
骨折ネタは一休み。

衛星イオのそばから木星をみた感じで作ってみました。POV-Rayで作成。木星の左のほうにはエウロパも配置しているんですが、ほとんど見えないですね(^_^;)。

木星表面の画像は下記のページのものを使っています。
http://photojournal.jpl.nasa.gov/catalog/?IDNumber=PIA07782


イオ表面の画像は下記ページのもの。
USGS - Jupiter Satellites - Voyager and Galileo Global Mosaics

木星とイオ(2)

2011年01月28日 23時43分59秒 | CG
POV-Rayで作った木星の続きです。木星の大赤斑を背景にイオを配置してみました。

距離感を出そうと思い、木星のほうはちょっとボカしてます。前回の画像と同じく、大きさなどの比率は合わせてあります。

木星表面の画像は下記のページのものを使っています。
http://photojournal.jpl.nasa.gov/catalog/?IDNumber=PIA07782


イオ表面の画像は下記ページのもの。
USGS - Jupiter Satellites - Voyager and Galileo Global Mosaics

木星とイオ

2011年01月25日 23時34分59秒 | CG
ちょっと時間があきましたが、POV-Rayで作った木星のつづきです。木星単体だけ続けてもどうかなと思ったので、衛星と一緒に作ってみました。

左側に見えているのは木星の衛星イオです。背景をちょっと星空っぽくしてみました。木星とイオの大きさや、イオの起動半径などの比率は合わせてあります。

木星表面の画像は下記のページのものを使っています。
http://photojournal.jpl.nasa.gov/catalog/?IDNumber=PIA07782


イオ表面の画像は下記ページのもの。
USGS - Jupiter Satellites - Voyager and Galileo Global Mosaics

リサジュー曲線

2011年01月07日 22時03分27秒 | CG
POV-Rayの続きです。

球体をらせん形に並べるにはどうしたらよいかを調べている過程で、「リサジュー曲線」という曲線があることを知りました。まあ詳しくはよくわからないので、知りたい人はWEBで調べてください(^_^;)。

冒頭の画像は、そのリサジュー曲線に沿って球体を並べてみたものです。


数値を変えると、こんな感じにもなります。

らせんに並べてみた

2011年01月05日 23時01分17秒 | CG
らせんにもいくつかの種類があるらしく、上の画像のらせんは「アルキメデスのらせん」というものらしいです。そのらせんに沿って球体を並べてみました。

i=π/30にしておいて、x、yの座標を<0.1*i*cos(i), 0.1*i*sin(i), 0>のようにした上で、iをπ/30ずつ増やして球を配置しました(この部分、POV-Rayに興味ない人はスルーしてください(^_^;))。


z軸方向にも移動しながらだと、こんな感じの画像ができます。ついでに色もちょっとずつ変えてみました。

サインカーブ

2010年12月30日 22時51分16秒 | CG
前回の続きです。今回はサインカーブに沿って球体を配置してみました。

1列だけだと面白くなかったので、それをさらに並べてみたら画像のようになりました。

円と同心円

2010年12月29日 22時39分29秒 | CG
惑星はちょっとお休みです。

最近載せている惑星は、すでに書いているようにPOV-Rayというアプリで作っています。このアプリ、フリーなのですが、できあがる画像の品質は販売されているアプリケーションと遜色ないレベルのものも、やりようによって作ることができます。

ただテキストベースなのでかなり取っつきにくいのと、モデリングという点については非常に難しいのは確かです。

一方で、すごく単純な例でいうと「y=xのグラフに沿って球体を並べる」といったようなことは(少し慣れれば)とても簡単にできてしまいます。

冒頭の画像は球体を円周に沿って並べてみたものです。これをやるには三角関数を使いますが、ネットで検索すればオブジェクトを円周上に並べる方法も、結構簡単に出てくるので、やる気があれば何とかなります。


こんなふうに同心円を作ることも簡単です。


同心円の数を増やすとこんな感じ。同心円には見えませんね。