「音読は脳の全身運動」やそうな。「脳機能を発達させ、脳機能の老化を防ぐ」という。視聴覚障害児だったヘレン・ケラーがサリヴァン先生との出会いから言語を獲得していった話も織り交ぜて、人の学習は「聴く」からはじまると説いている。乳幼児がことばを獲得する過程も「聞く」「話す」「読む」「書く」の順らしい。日本の英語教育が「読み・書き」から始めているのは間違っているのではないかという。ナルホド。けど、中学生の頃と思うが駐留米軍のVOA放送を聴いて英語を覚えようとしたがまったく理解できなかった。やはり脳のどこかがおかしかったかったのだろう。
俳句も句会では詠みあげてまず耳から観賞する。黙読とは違うリズムのある句が頭に残りやすい。一茶にしろ芭蕉、蕪村にしろ覚えてしまうのはリズムがあり分かりやすく覚えやすいからだと思う。聴覚の発達が遅い愚老はなぜかモーツアルト好きになった。リズムが老いぼれにもスウーッと耳に入り嬉しくなる。オンチなのに不思議や。写真上=服部緑地公園の皇帝ダリア、下=カナメモチ
歳末へ電飾カウントダウンかな 龍尾
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ノーやん
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