朝から、後輩・一ノ宮美成さんの「橋下『大阪維新』の嘘」(宝島社)を読み続ける。ぼくは本を“お手玉読み”する癖がある。2~3冊を枕元か机の上に置いて読む。面白いくだりがあるときには布団に腹をよじって笑い転げる。そういう本を読んだ夜は熟睡・安眠する。一ノ宮さんの本はぼくに似てまじめ一徹。笑うところがない。なので夜彼の本を読むと数ページもすすめば自然に眠りにつける。で、朝になってどこまで読んだか振り返り、まじめに読み続けることになる。
この書にはスクープネタが数々散りばめられている。府が奈良建設の取得した土地に「水と緑の健康都市」計画をゴーサインした1980年代はじめの内幕もそのひとつ。どの社も後追いする気配はない。もちろん口先三寸・金満家の橋下元知事など指一本触れようとしない。
お昼は、島根の妻の実家から送ってもらったそばを湯がき、餅を焼いてカチンそば。三が日がすぎても餅が残った。腹ごなしに千里南公園へ。あずまやのわきに中唐の詩人・張継の「楓橋夜泊」詩碑がある。先日、この詩碑を拓本にしているグループに出会ったがふだんは見向きもされない碑。
月落 烏啼 霜満天
江楓 漁火 對愁珉
姑蘇城外 寒山寺
夜半 鐘聲 到客船
ぼくは読み方を知らない。ネットで詩吟を聴いた。美しい詩だ。
嘴を拭う烏の年初め 龍尾
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ノーやん
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