NPO法人 ホスピタル・プレイ協会 -すべての子どもの遊びと支援を考える会-

本ブログは、チャイルド・フレンドリーな医療と環境の実現のためホスピタル・プレイに関する情報を発信しています。

英国ホスピタル・プレイ研修旅行

2013年10月29日 | 日記
10月7日から11日まで、英国の先進事例を学ぶためにHPS6名と大学教員1名を連れて英国に行ってきました。

日本のHPSはこれまでも英国で実習をする機会をいただき、交流してきたのですが、
今回は語学力の関係で実習は英国のホスピタル・プレイを学ぶ機会がほしい
という強い願いを受けて計画しました。

英国のこども病院を3つまわりました。
見学と講義だけでなく、英国のHPSについてシャドーワークを行う機会もありました。
1対1のかかわりの中で、英国の病院で病児としっかりかかわる機会ももらって、みんな頑張っていたと思います。
英国のHPSは「日本から仲間が来た、HPSが来てくれたよ」と、たいへん親切に接してくれました。

ロンドンUCLHの様子
UCLHでは、われわれHPSの存在価値を病院側にどのように示すことができるのかについて考えさせられました。
費用対効果というシビアな視点を持って仕事内容をアピールする必要性を学びました。
Thank you Irene.
  


Birmingham Children’s Hospitalの様子
Birmingham Children’s Hospitalでは、センターを中心とした病児支援のあり方を学びました。
移植のためのホスピタル・プレイ、感覚に働きかけるホスピタル・プレイ、Young Peopleに対する支援活動など、
それぞれの専門領域での活動の実際を多く学ぶことができました。
  

Nottingham Children’s Hospitalの様子 
Nottingham Children’s Hospitalでは、病院長Angelaのあたたかい歓迎をうけました。
ちなみに病院長の元の専門職は看護師ですよ。
Youth center での昼食ののち、一人のHPSについてShadow Workを行いました。
看護師や他の専門職と連携しながらチームの一員としてかかわるHPSの役割の大きさを
改めて実感することのできる機会となったことでしょう。
  

また英国滞在中に、日本においてHPS養成教育を立ち上げるために惜しみない協力をしてくれたノーマとフランシス・バーバラと、
HPSET会長のスザーンに会うこともできました。



準備はいろいろと大変でしたが、日本のHPSが学んだことはその苦労が報われるほど大きく、
また彼女たちの専門性を高めることによって、より多くの日本の病児が笑顔になれることと喜んでいます。

今回の研修で最も大きい成果は、どの国のHPSであろうとも、
われわれHPSキーワードがSharing(分かち合う)ことだと再確認したことです。
病児の課題と支援を中心において、大きな変化を促すためには分かち合い、共同し、
みんなで手を取りあって行くほか前には進みません。
英国のHPSは日本のHPSのために、自分たちの持っている知識技術を惜しみなく享受してくれました。
私たち日本のHPSもそのような分かち合う寛容な精神を大事に、自分の専門性を高めながら、
病児支援の専門対職種チームを豊かにしていきたいと考えています。
                              

まっちゃん

10/27 保育士のためのホスピタル・プレイ・ワークショップの開催について

2013年10月25日 | 日記
10月27日(日)に開催予定の、ホスピタル・プレイ、ワークショップの件でお知らせです。


台風に関するニュースや予報などを見ていますが、現時点で日曜日に開催予定の
ワークショップの中止を発表する理由はないのでは、と判断しています。

もちろん日曜日の状況がどのようになるかは分かりませんので、
前日、あるいは当日の朝にご連絡する場合もあるかもしれません。
その際はこちらのブログではなく、お申し込みの際にご記入いただきましたご連絡先に連絡させていただきます。

連絡がない場合には「開催する」とご理解いただき、お気を付けてお越しください。

それでは日曜日に、みなさまにお会いできることを心から楽しみにしています


保育士のためのホスピタル・プレイ・ワークショップ【東京会場】の開催について②

2013年10月24日 | 日記
昨日もブログにてお知らせいたしましたとおり、
10月27日に、東京都立小児総合医療センターで保育士のためのホスピタル・プレイワークショップが開催される予定です。

台風の影響を心配していますが、なるべく開催する方向で現在は考えています。
ですから、現段階での中止は考えておりません。

講師の1人は静岡から当日の朝、新幹線に乗っていく予定です。
残り2人の講師は東京あるいは近郊在住です。
静岡からの講師が、万が一行けなかった場合は、他の2人の講師がカバーします。

明日10月25日(金)の午後3時に再度、ブログにて開催の予定状況をアップさせていただきます。
確認くださいますよう、お願い申し上げます

保育士のためのホスピタル・プレイ・ワークショップ【東京会場】の開催について

2013年10月23日 | 日記
10月27日(日)に開催を予定しております保育士のためのホスピタル・プレイ・ワークショップ【東京会場】に
お申込いただきましたみなさま、まことにありがとうございます。

台風27号が週末には本州に接近する恐れがあるようです。

開催につきましては、今しばらく台風の進路予想を見ながら、検討させていただきたいと思います。

延期となりました場合には、お申込いただいたみなさま全員に、ご連絡させていただきます。


なお、会場となっております東京都立小児総合医療センターは、
今回のワークショップの開催についてのお問合せには回答いたしかねますので、
お問合せは、NPO法人 ホスピタル・プレイ協会まで、お願い申し上げます。

遊育支援ワークショップ with SMA家族の会 開催します!

2013年10月18日 | 日記
SMA(脊髄性筋萎縮症)家族の会 子ども会からの後援を受け、
今年も遊びのワークショップを開催します

SMAをはじめとする呼吸器をつけている子どもでも、おもいっきり遊べるように、
スリルを味わう絶叫系の遊びやリラックス効果のある遊びなど、
楽しい遊びのブースをご用意しています。

遊びのチカラは言葉で説明するよりも、遊ぶ子どもの姿をそのまま見てもらうほうが、
何倍も、いや何百倍も説得力があります。


【日 時】2013年11月10日(日)

【場 所】しあわせの村 野外活動センター あおぞら 多目的室
 
     (〒651-1102 神戸市北区山田町下谷字中一里山14ー1)

詳細はこちらから


何よりも楽しい1日をつくりましょう

保育士のためのホスピタル・プレイ・ワークショップ【東京会場】のご案内

2013年10月03日 | 日記
10月になったというのに、まだ日中は暑さを感じますね。

10月といえば、27日(日)に保育士のためのホスピタル・プレイ・ワークショップが
東京会場にて開催されます。

日時と会場は、以下のとおりです。

【日 時】平成25年10月27日(日)10時~16時30分

【会 場】東京都立小児総合医療センター
     (東京都府中市武蔵台2-8-29)


こちらの参加申込書に必要事項をご記入の上、メール・FAX・郵送にてご送付ください。


静岡会場、大阪会場に引き続き、関東ブロックのHPSの修了生たちが中心となって、
有意義な交流の場となるよう、準備にあたっています。

みなさまのご参加、お待ちしております


HPSの活動 -関西ブロック勉強会のご報告-

2013年10月02日 | 日記
前回は、静岡ブロックでの勉強会の様子をご紹介いたしました。


今回は、関西ブロックの勉強会の様子をご報告いたします

開催日時  平成25年9月29日(日)午後2時から午後4時50分まで
参加人数  7人(四国から参加のHPSもいました
11月に開催予定の遊育支援ワークショップ with SMA家族の会のブース出展、準備について
話し合いが行われました。
たくさんの企画案のなかから、いくつかを採用しました。

次回は12月に勉強会を行う予定です。


11月に開催予定の遊育支援ワークショップ with SMA家族の会については、
近日中にお知らせいたします