NPO法人 ホスピタル・プレイ協会 -すべての子どもの遊びと支援を考える会-

本ブログは、チャイルド・フレンドリーな医療と環境の実現のためホスピタル・プレイに関する情報を発信しています。

【お知らせ】HPS養成週末講座 選考結果について

2017年03月29日 | 日記
3月3日(金)必着をもちましてHPS養成週末講座の応募を締め切りました。
13名程度の募集に対して、関東近郊から九州まで、33名のみなさまにご応募いただきました。

1次選考の結果を受け、3月11日(土)、12日(日)の2日間で2次選考(面接)を行ないました。
2次選考にお越しいただいた16名のみなさま、ありがとうございました。

選考結果の通知は郵送にてお送りしています。
万が一、通知が届いていない方がいらっしゃいましたら、info@hps-japan.netまでご連絡お願いいたします。

ご応募いただいたみなさま、誠にありがとうございました。

【報告】関東ブロック 3月定例会

2017年03月29日 | 日記
3月11日(土)都立小児総合医療センターで関東ブロックの定例会が行われました。
参加者は、13名。前日に12クールの修了式を終えたばかりのメンバー4名も加わり、関東ブロックは、53名になりました!
12クールの皆さま、修了おめでとうございます!
関東といえどもメンバーは、北海道、秋田、宮城、新潟、島根など交通の便から、広範囲に渡っています。

今回は、3月5日(日)に国立成育医療研究センターで開催された病児の遊びとおもちゃケアの報告と、
来年度の定例会の内容について話し合いました。

3月5日病児の遊びとおもちゃケアは、庄野さん、山沢さん、安田さん、藤田さん、松田さん、杉渕さんが担当・参加してくれました。
HPSで1ブース出展することになっていましたが、
当日、急きょ、1つのブースを渡辺みさこさんのアニマシオントイとHPSとで共有しての出展となったそうで、
限られたスペースの中で、HPSの活動やツール・手作りおもちゃの紹介をしてきてくれました。
  

いろいろな職種(子ども療養支援士、OT、PT、看護師、保育士、ボランティアなど)の方と話ができ、
他の職種の活動も知ることができたとのこと。
来場者の中にはHPSに関心のある方が結構いらっしゃり、「この遊びはどんな場面で?」と質問を受けたり、
「この材料で、こんな遊びが!」と驚きの声が聞かれたりしたそうです。
来年もHPSの活動を紹介できる場なので、引き続き参加していく予定です。
毎年3月に開かれていて、開催の予定は1月末には出るとのこと。
他の団体も一堂に会する機会なので、ご興味のある方は参加してみてはいかがでしょうか。

来年度の定例会については、年間計画を立てて、「各月」を「クール」で割り振り、
割り振られた「月」で、事例を発表していきましょう!ということになりました。
今まで作った手作りおもちゃの作り方を知りたいという要望があれば、
定例会の日を2部構成にして、第1部をおもちゃ作り、第2部を事例発表にしていく予定です。
関東ブロックの課題としては、おもちゃやツールを定例会で作っても、
それぞれの現場でどのように活用しているか?の報告がされていないところにもあり、実践例を報告し合おうと話し合いました。
また、講師を招いての講習会も行う予定です。

この春、新たな職場でスタートするメンバーもいます。
私たちにとって定例会は、仲間と会える安心とパワーの源でもあります。


関東ブロック ブログ担当 くっちー

HPS養成週末講座にご応募いただきありがとうございました 

2017年03月09日 | 日記
先週3月3日(金)必着をもちましてHPS養成週末講座の応募を締め切りました。
13名程度の募集に対して、関東近郊から九州まで、33名のみなさまにご応募いただきました。

ご応募いただいたみなさま、ありがとうございました。
1次選考結果のご連絡はメール等にてお送りしております。
ご確認くださいますよう、お願い申し上げます。

【報告】関東ブロック 2月定例会

2017年03月01日 | 日記
2月11日(土)、都立小児総合医療センターで関東ブロックの定例会が行われました。
参加者は、16名。

今回は、1月の国際シンポジウム&ワークショップの報告
3月5日(日)の病児の遊びとおもちゃケア準備
今後ワークショップに参加する際に、関東ブロックとして、
どのように準備を進めて行くべきか?について話し合いました。

ワークショップの報告は、当日、スタッフをしてくれたメンバーが
他のブースを回ることが出来なかったので、他のブースを体験してきたメンバーから、
その内容や様子を教えてもらいました。

病児の遊びとおもちゃケアは11クールのメンバーが「医療とこどもを遊びでつなぐ」と題して、
HPSのブースを担当してくれることになりました。
長机2台の限られたスペースの中ですが、HPSの活動やおもちゃの紹介、
簡単なおもちゃ作りの体験など、準備を進めてくれています。

今後のワークショップの準備の進め方については、
ワークショップによって求められる内容は変わってきますが、
ある程度、パターンを用意し共有していくこと、「お手伝い」ではない各自の意識、
だいたい同じメンバーが参加しているので、関東ブロックの中で
経験の広がりを持っていくことなどが意見として上がりました。


また定例会の最後に、2月19日(日)にFOUR WINDS乳幼児精神保健学会で
ロバートソンフィルム上映会があるとお知らせがあり、
(関東ブロック内では、12月からお知らせがありました)参加してきました。

今回は2歳5か月の女の子が初めて入院をする姿を追った1951年の記録フィルムでした。
入院の初日に、ほとんど説明がないまま母親と離され、
入浴をさせられている時の泣き逃げようとする姿や、面会時の様子、
8日間の入院の中で女の子の発するつぶやきに答えるスタッフがいない姿などが映し出されていました。

上映会後、参加していた保育士・医療関係者・臨床心理士・不登校の子どもと関わる方と
感想を語り合う時間があり、子どもと関わる者としての在り方や、母子分離が子どもに与える影響、
患児と家族をどのように支えていくか?など、それぞれの経験を交えて語られました。 
その後、再び皆でフィルムを見直しました。
今回私は、一つ一つの場面に自分がいたら、どう関わるか?どう声を掛けるか?の視点から
見直しましたが、医療スタッフだったら、家族だったらなど、
それぞれの役割に立って繰り返し見て考えていきたいフィルムだと思いました。


関東ブロック ブログ担当 くっちー