2月11日(土)、都立小児総合医療センターで関東ブロックの定例会が行われました。
参加者は、16名。
今回は、1月の国際シンポジウム&ワークショップの報告
3月5日(日)の病児の遊びとおもちゃケア準備
今後ワークショップに参加する際に、関東ブロックとして、
どのように準備を進めて行くべきか?について話し合いました。
ワークショップの報告は、当日、スタッフをしてくれたメンバーが
他のブースを回ることが出来なかったので、他のブースを体験してきたメンバーから、
その内容や様子を教えてもらいました。
病児の遊びとおもちゃケアは11クールのメンバーが「医療とこどもを遊びでつなぐ」と題して、
HPSのブースを担当してくれることになりました。
長机2台の限られたスペースの中ですが、HPSの活動やおもちゃの紹介、
簡単なおもちゃ作りの体験など、準備を進めてくれています。
今後のワークショップの準備の進め方については、
ワークショップによって求められる内容は変わってきますが、
ある程度、パターンを用意し共有していくこと、「お手伝い」ではない各自の意識、
だいたい同じメンバーが参加しているので、関東ブロックの中で
経験の広がりを持っていくことなどが意見として上がりました。
また定例会の最後に、2月19日(日)にFOUR WINDS乳幼児精神保健学会で
ロバートソンフィルム上映会があるとお知らせがあり、
(関東ブロック内では、12月からお知らせがありました)参加してきました。
今回は2歳5か月の女の子が初めて入院をする姿を追った1951年の記録フィルムでした。
入院の初日に、ほとんど説明がないまま母親と離され、
入浴をさせられている時の泣き逃げようとする姿や、面会時の様子、
8日間の入院の中で女の子の発するつぶやきに答えるスタッフがいない姿などが映し出されていました。
上映会後、参加していた保育士・医療関係者・臨床心理士・不登校の子どもと関わる方と
感想を語り合う時間があり、子どもと関わる者としての在り方や、母子分離が子どもに与える影響、
患児と家族をどのように支えていくか?など、それぞれの経験を交えて語られました。
その後、再び皆でフィルムを見直しました。
今回私は、一つ一つの場面に自分がいたら、どう関わるか?どう声を掛けるか?の視点から
見直しましたが、医療スタッフだったら、家族だったらなど、
それぞれの役割に立って繰り返し見て考えていきたいフィルムだと思いました。
関東ブロック ブログ担当 くっちー