NPO法人 ホスピタル・プレイ協会 -すべての子どもの遊びと支援を考える会-

本ブログは、チャイルド・フレンドリーな医療と環境の実現のためホスピタル・プレイに関する情報を発信しています。

ご寄付、ご支援のお礼

2016年04月28日 | 日記
このたびの熊本地方の地震により被災された地域のみなさまに
心よりお見舞い申し上げ、一日も早い復旧をお祈りいたします。


当法人でもなにかできることはないかと考え、
熊本大学 教育学部、静岡県立大学短期大学部 社会福祉学科 社会福祉専攻の学生たちと
コラボレーションして、スマイル・プロジェクト for 熊本を立ち上げました。
みなさまからのあたたかいご寄付、ありがとうございます

4月25日(月)にプレイキット100セットを静岡から熊本大学へ
お送りいたしました


ご支援、ご協力いただきましたみなさま、本当にありがとうございました




関東ブロック4月の定例会のご報告

2016年04月27日 | 日記
4月9日(土)に関東ブロックの定例会が行われました。
今回はスヌーズレンについての勉強会。
調布市にある「Loco-working Space cococi」にお邪魔して、
Relax Creation project代表の橋本敦子さんの講義を受けてきました。
参加者は13名。

スヌーズレンの基本的な目的は、
「とても深い心地良さを感じること。
利用者が積極的に楽しんでいる様子に私たちが満足したとしても、
上を目指し利用者がよりよくいられる状態を追求し続けていくこと。」とのこと。

 スヌーズレンを構成する要素は
①クライアント(利用者)
②介助者
③感覚が豊富な環境(スヌーズレンルーム) なのだそうです。 

ホスピタル・プレイも
①子どもとその家族
②HPS
③さまざまな遊び と、共通しています。

利用者の特性を知り(情報収集・観察)、その人にあった環境を整え(計画)、
そこで過ごす姿を見て(実践)、またよりよい環境を構成していく(評価)という面や、
介助者の関わり方として、利用者を中心とし、非指示的な温かいアプローチ、
ちょうどいい介助・見守りなどがあげられる面もホスピタル・プレイと共通しています。
 
   

 講義の後半は、スヌーズレンルームの体験もしてきました。
スヌーズレンルームとは、光・音・匂い・香り・触覚の素材等、五感を刺激するものが豊富に用意されていて、
利用者の感覚特性に合わせて、それらの刺激の種類、組み合わせ、強さを調整できる空間です。
 参加者の中には、スヌーズレンルームに入ったとたん、興味や好奇心でキラッとした表情を見せる人、
すでにトロンと癒されている人などいました。
私は、壁にプロジェクターで映し出される光の流れ、バブルチューブの泡の動き、
チューブから伝わってくる振動が、とても心地良かったです。

    

 スヌーズレンの機材はとても高価なので、IKEAで肌触りの良いものや、
ライト、ランプシェードなどを見つけて工夫することもあるそうです。
私たちが手作りツールの材料を探すのに100均を見て回るのと似ているなぁと思いました。ここも共通点!?

 次回の関東ブロックの定例会は、5月21日(土)池袋にある「がんばれ!子供村」で行います。


関東ブロック ブログ担当 くっちー

遊育支援ワークショップのご報告

2016年04月27日 | 日記
ご報告が大変遅くなりました

来る2月23日(火)に静岡県立静岡南部特別支援学校で、
南部特別支援学校に通学、訪問教育を受けている子どもたちを対象に
遊育支援ワークショップを開催しました。

インフルエンザが大流行していた静岡ですが、
当日は、子どもたち27名と先生や職員の方々30名にご参加いただきました。

スヌーズレンの体験コーナーやきらきらボトル作り、
かんたん!ストレスボール作り
ダンボールすべり台、アロマでリラックスなどのブースを用意しました。



好きな遊びのコーナーで、じっくりと遊ぶ子どもや
いろいろなブースをまわる子ども、
それぞれが自分のペースで遊びを楽しんでいました

熊本の仲間

2016年04月21日 | 日記
阪神淡路大震災を経験した私にとって、東北も熊本もとても身近に感じられることです。

1人のHPSが熊本の人吉で働いています。
昨日4月20日、彼女と電話がつながったそうでうれしいです。
彼女の働く病院には、転院してくる患者さんが多くいるそうなので、
日常ではない状態が想像できます。
彼女には体に気をつけながら頑張ってほしいですし、
必要なものがあれば送るので遠慮なく言ってほしいと伝えました。

HPSは子どもを遊びを使って支援する職種です。
当法人の会員、非会員にかかわらず、こちらからできることや何か必要があれば、
どうぞ教えてください。

ご連絡はこちらまで info@hps-japan.net いつでもお待ちしています。


まっちゃん