NPO法人 ホスピタル・プレイ協会 -すべての子どもの遊びと支援を考える会-

本ブログは、チャイルド・フレンドリーな医療と環境の実現のためホスピタル・プレイに関する情報を発信しています。

はじめてのホスピタル・プレイ・ワークショップin Fukui 開催しました

2014年09月29日 | 日記
9月20日(土)に、福井大学附属病院で、はじめてのホスピタル・プレイ・ワークショップin Fukuiを開催しました。

当日は、福井県内から22名のみなさまにご参加いただきました。
看護師、保育士としてすでに勤務されている方や、学生、病気の子どもを持つご家族の参加もありました。

短い時間でのワークショップではありましたが、子どもにやさしい医療について、具体的に聞くことができ、
また一緒に考えることができた、自分の活動にも取り入れてみたいというご感想をいただきました。
その一方で、HPSが必要とされているのに、活動時間が限られているのはどうしてか?
病気や障害のある子どもだけではなく、学校でも、活躍の場を取り入れてほしい、という貴重なご意見もいただきました。

ホスピタル・プレイ協会では、病気や障害のある子どもへの遊び支援を通じて、
子どもにやさしい医療の実現とすべての子どもを遊びで育む遊育支援をモットーに、今後も活動してきたいと思います。

そして、福井でもまたワークショップを開催したいと思います。

ご参加いただきましたみなさま、本当にありがとうございました。



*このはじめてのホスピタル・プレイ・ワークショップin Fukuiは、競輪の補助を受けて開催しました。




EACH会議に出席しました

2014年09月29日 | 日記
9月9日から European Association of Children in Hospital(EACH)会議に参加するために、チェコ共和国のプラハに滞在してきました。

日本ホスピタル・プレイ協会はEACHの日本代表メンバーで、
2年に一度開催される全体大会において、日本における病児を取り巻く課題について報告する義務を負っています。
また、EACHが制定したこども病院憲章を広める責任も負っています。

今年は子ども病院憲章のイラストを日本向きに変え、訳もアップデートしたことを報告しなければなりませんでした。

また、参加したもう1つの理由は、EACH会議に引き続き計画されていた、ホスピタル・プレイワークショップINプラハの講師を、
日本のHPS3名と勤めることでした。

      
   

おかげさまで、日本のHPS3人とおこなったワークショップは、プラハの皆さんにも大変好評で、
主催者も病児に対する遊びを使った病児支援の可能性について学ぶ機会となった、と大変喜んでくれました。

こうやって、国際的なつながりも大事にしながら発展していきたいと考えています。


まっちゃん


※この事業は、競輪の補助を受けて実施しました。

助成を受けることが決まりました!

2014年09月18日 | 日記
この度、当法人は、公益財団法人 三菱財団様の「第45回(平成26年度)
三菱財団社会福祉事業・研究助成」に応募し、助成を受けることが決まりました!

私たちが選ばれたことを本当に嬉しく思い、感謝しております



助成理由として、
 「HPS資格取得者の自主的な活動として、遊育に関する研究、実践、普及を
 図ろうとするものであり、その活躍が期待される」
とありました。

その期待に応えるべく、海外の先進事例を研究したり、それを日本に持ち帰って
実践したり、ワークショップで普及を図ったり・・・
これからもどんどん活動の輪を広げていきたいと思います

今回頂く助成金で行う事業については、詳細が決まり次第、ブログで
お知らせ致します

ホスピタル・プレイに興味や関心をお持ちのみなさま

2014年09月04日 | 日記
みなさん、こんにちは

2014年後半の予定についてあらあら決まりましたので、お知らせします。

今年度の後半は、2つのシリーズでホスピタル・プレイを勉強していただく機会を設けています。
先進事例を体験的に学べるように工夫された講座となります。
シリーズものはできるだけシリーズで参加していただくことを希望します。

初めて学ぶという方は、来年1月31日に開催予定のシンポジウムにお越しください。


1.静岡県立大学 地域経営研究センター 社会人学習講座
  シリーズ ホスピタル・プレイ
  『ストレスに対処し、レジリエンスを作り出す子どもに対する支援方法を学ぶ~遊びの持つ力を使って~』

  第1回 平成26年12月20日(土)10:00~15:15
  ノッティンガムこども病院 HPS  Claire Hardy
  病気の子どもに対するホスピタル・プレイの実際と、家族や地域におけるつなげる支援について学ぶ
  ~ノッティンガム子ども病院における取り組みを通して~

  第2回 平成27年1月10日(土)10:00~15:15 大阪発達総合療育センター HPS 河本 鈴代
  長期的な医療ケアが必要な子どもたち(重複障害児)に対するホスピタル・プレイの取り組み 
  スヌーズレンを使ったホスピタル・プレイの取り組みと方法

  第3回 平成27年1月24日(土)10:00~15:15  ジョージア州立大学 臨床心理学博士 Jeffry Ashby
  子どもが本来持つ生きる力に着目し、子ども自身が自分の感じるストレスに対処し、
  レジリエンスを形成するための遊びを使った支援の方法について学ぶ

  会場は、静岡県立大学短期大学部となります。

  お申込み受付を開始しましたら、ホームページ、ブログ内でお知らせします。
  しばらくお待ち下さい。(10月上旬から開始する予定です。)


2.三鷹ネットワーク大学推進機構 「民学産公」協働研究事業
  シリーズ ホスピタル・プレイ講座

  平成26年12月14日(日)ノッティンガム子ども病院 HPS Claire Hardy
  病気の子どもに対するホスピタル・プレイの実際と、家族や地域におけるつなげる支援について学ぶ
  ~ノッティンガム子ども病院における取り組みを通して~

  平成27年1月25日(日)ジョージア州立大学 臨床心理学博士 Jeffry Ashby
  子どもが本来持っている生きる力に着目し、子ども自身が自分の感じるストレスに対処し、
  レジリエンスを形成するための遊びを使った支援の方法について学ぶ

  平成27年2月8日(日)ニュージーランド スターシップ子ども病院 HPS Barbra Mackay
  強いストレスを抱える病児に対するホスピタル・プレイの実際と方法
  死に直面した子どもに対する取り組み

  会場は、三鷹ネットワーク大学となります。

  お申込み受付を開始しましたら、ホームページ、ブログ内でお知らせします。
  しばらくお待ち下さい。


その他、以下の通りシンポジウムとワークショップを予定しております。
詳細は追ってお知らせ致します。

☆平成27年1月31日(土)
 ホスピタル・プレイ・スペシャリスト第7回国際シンポジウム
 (会場:静岡県立大学短期大学部)
 日本における7年の歩みを振り返り、今後の方向性についてみんなで考えるシンポジウムを企画します。


★平成27年2月1日(日)
 第3回ホスピタル・プレイ・スペシャリスト スキルアップ講座
 (会場:静岡県立大学短期大学部)
 講師:ニュージーランド スターシップ子ども病院 HPS Barbra Mackay
 死と直面する子どもに対するホスピタル・プレイについて学ぶ予定です。


盛りだくさんの内容となっていますので、どうぞ楽しく勉強しに来てください。


まっちゃん