すでに産院入院中にミルクを追加している方はどんどんミルクの量を増やしてしまうと本当に母乳の分泌が悪化します。
赤ちゃんも楽に飲める哺乳瓶に慣れてしまうことが多々ありその結果母乳を吸うのを嫌がってしまいます。
それは自分が思った以上に、ミルクのほうを赤ちゃんが選んでしまい、その結果本当に分泌が悪くなってしまいます。
入院中に3時間の授乳にこだわらず何度も吸わせてくださいね。その結果母乳分泌がよくなるのです。
吸わせなければ分泌がよくなる前に、母乳が出なくなります。自然におっぱいの出がよくなるのではなく、吸わせて・吸わせて、その乳首の刺激が脳の下垂体に刺激が伝わりホルモンを分泌
させてくれます。吸わせなければ(もちろん吸わせることが出来ない状況の場合は)自分で搾乳をして分泌を良くするように心がけてくださいね。
一日1回や2回程度の搾乳ではもちろん少ない回数です。8回程度はしっかりと直接吸わせられなければ搾乳をしてくださいね。
もちろん一番の分泌を良くしてくれるのも毎回赤ちゃんに吸って貰うことが一番です。赤ちゃんが一番の治療師とよく桶谷先生が言ってた言葉でした。
どうしても直接授乳ができないときや搾乳がうまくできない場合は、早いうちの来院をお勧めいたします。
マッサージは痛いのではと躊躇しながら来院されるかたもおりますが、どうぞ心配されずにね。
しかし、マッサージを受ければ何とかなるのかな?と。お母さまと赤ちゃんの自助努力というか、母乳を飲ませたいという気持ちを大事に行動を。