出生直後からの保湿剤塗布で効果
アトピー発症3割低減。アトピー性皮膚炎の予防に有効と証明されたのは、世界で初めて。
赤ちゃんに保湿剤を生まれた直後から毎日塗り続けると、アトピー性皮膚炎の発症率が約3割低減したと国立成育医療研究センター
(東京)が発表した。アトピー性皮膚炎が食物アレルギーを誘致する可能性も示唆しているという。
保湿剤で表皮のバリアー機能が維持強化されて、皮膚炎が予防できるのだと思います。」と説明する。
発症が心配なら市販の保湿剤を使い、家庭で誰でも実行できるメリットは大きい。
どの保湿剤が優れているかについては、より多くの臨床研究が必要。
今回の研究で使用した保湿剤は接触性皮膚炎を起こす恐れのあるとされる防腐剤や香料を含まない製品を選んだという。また
食べ物由来の成分が入っている保湿剤は食物アレルギーのリスクを高める可能性があるので避けたほうがいい。
河北新報一部朝刊の記事抜粋でした。
これから冬は皮膚が乾燥するとバリア機能が低下して刺激を受けやすくなり、頑固に引っ掻くと余計にかゆみが出ます。