つれ:「“父よあなたは強かった~”てぇ軍歌のフレーズは自画自賛でなくそれだけ往時の日本兵のタフさが世界の脅威になってたのを如実に物語る話で、圧倒的な火力の米軍に向かって昔ながらの銃剣突撃を仕掛ける心持ちはいかばかりだったか、そこに合理性なんて観念が生じないほど今の日本からは想像を絶する敢闘精神が国中に溢れてたってことだろうねぇ。
ひねくれた見方をすりゃ太平洋の各島々で不屈の闘志を発揮し続けたばかりにどうにも理解を超える日本人にビビりまくったアメリカさんがさっさと逃げ出したくなって原子の飛び道具にすがったともいえ、だいぶ以前にソ連が攻めてきたら即降伏すべしてな論調で物議を醸した大学の先生がいらしたけど、尖閣や北方領土で国防意識も高まる昨今こそ無闇に勇ましくなったもんかどうかってところはよくよく租借しないといけないねぇ。
尺の都合もあって映画からはフォックスと畏れられたほどの武勇の実感はもう一つ詳しくは伝わらないけど、日本が直近に経験した戦争にはまだまだ埋もれてる秘話はあるんだろうし、今後の国際社会で日本の採るべき道を探るうえでもそろそろNHKの大河ドラマに太平洋戦争を取り上げてじっくりと啓発を図ったらどうだぃ」