つれズレ愚抄

つれ：「知事さん達の泣きが入ったのを受けるように、コロナ分科会の先生からも全数把握見直しが提言されたそうだよ」 

ズレ：「二兎を追ってさえ一兎をも得ないのに、連日５桁の感染を追っかけてちゃ防疫そのものまで見失いかねないぜ」 

つれ：「ここまできてもコロナを５類に格下げしたらどうだってのには慎重みたいだねぇ」

ズレ：「一旦決めると責任問題が絡んできて、容易には改めないのが行政の習い性だからなぁ」

つれ：「今また軽症なら自宅療養してろと言われるくらいなら、ハナから５類扱いでも良かったのかねぇ」

ズレ：「いずれ疫病史として総括される際には、コロナ対応は後手と裏目の繰り返しってことになりそうだわな」

つれ：「２類のまま変異と感染拡大を騒ぎ続けてちゃ、歴史として落ち着く間がないんじゃないかぃ・・」

つれ：「8月１日の水の日から水の週間にちなんで、記録的短時間大雨情報が相次いでる訳じゃあるまいねぇ」 

ズレ：「本来は水資源啓発が目的とはいえ、この時期に水ってぇと水難事故や水害の方が頭をよぎるわな」 

つれ：「わざわざ水の日週間を設けたってこたぁ、恵まれてると思ってた水資源がピンチなのかぃ」

ズレ：「雨乞いが基本なのは昔のままだから、各地に満遍なく降りゃいいけど局地的な短時間大雨が主流になるのは具合が悪かろうよ」

つれ：「同じ実入りが定額の月給なら堅実に暮らすけど、一度に稼いだアブク銭は水泡に帰して身に付かないみたいなもんかもねぇ」

ズレ：「資源としては確保できてても、水道施設が一斉に老朽化してるから蛇口を捻っても水が出ないてぇ不安は拭えないんじゃねぇか」

つれ：「ウクライナも対岸の火事になって、タダと言われた水と安全がこれからは高くつきそうだねぇ・・」

つれ：「土用の丑は二度あってもウェルカムだけど、梅雨明け十日の酷暑は一度だけで勘弁して貰いたいのにさ」 

ズレ：「恋はどうだか知らねども、暑さは二度目だからって少しは上手にイナせる訳じゃないからなぁ」 

つれ：「この分だと秋風が立たないくらいに残暑もキツくなるのかねぇ」

ズレ：「湿気が多いから欧米みたいな旱魃山火事はあるまいけれど、熱中症の嵐が吹き荒ぶ不快指数地獄は寒くなるまで長引きそうだわな」

つれ：「熱中症もさりながら、木枯らしが吹き荒ぶ頃まで海水温上昇からの強力台風襲来も心配なんじゃないかぃ」

ズレ：「そっちは一度目だろうと風水害や土砂災害に備えたメッセージを上手に伝えていただきたいもんよ」

つれ：「時間ごとどこかに運んでくれる避難体制の充実もお願いしたいねぇ・・」