2月2日(日)の節分に合わせ、全国各地の鬼が描かれたたこを集めた「鬼の凧展」が、東近江市八日市東本町の「東近江大凧(おおだこ)会館」で2月3日(月)まで開かれている。

27点のたこを展示。源頼光や渡辺綱といった武将が鬼を退治する一般的な武者絵のほか、鬼が武者の兜(かぶと)にかじりついた絵柄で知られる長崎県五島列島のバラモンだこ、長崎県壱岐市の鬼(おん)だこ、長崎県平戸市の鬼洋蝶などが並ぶ。

子どもが誕生すると、鬼のように強く元気に育つことを願って作られる山口県萩市の見島鬼ようずも見られる。
鳥居勝久館長は「子どもの健やかな成長を願うたこもある。ぜひ親子で見に来て欲しい」と話している。
世界凧博物館「東近江大凧会館」
東近江市八日市東本町3-15
0748-23-0081
開館: 09:00~17:00。入館料は一般300円、小中学生150円。
<記事・写真: 中日新聞より>