長浜バイオ大(長浜市)が2022年5月、大学の公立化を含む包括的改革案を長浜市に提案したことに関し、長浜市は公立化を検討する前提条件として、経営改善に向けた検証や、産学官の連携体制の構築などを大学側に求める考えを明らかにした。5月18日の長浜市議会総務教育委員会で説明した。
包括的改革案は大学側が考えた内容のため、外部意見を踏まえることや、公立化だけでなく、他大学や企業連携などによって経営改善の可能性を検証するよう要望するとした。
また、卒業生の長浜市内での就職率アップなどに向け、産学官の連携強化に向けた意識の醸成や専門部署の設置なども求めていく。
これらの進捗が明確になった上で、長浜市は公立化の検討に入るとした。ただ、条件をクリアすれば必ず公立化するわけではないとしている。
公立化を含めた包括的改革案は、バイオ大が学生数の確保策などとして長浜市に提案した。総務教育委員会では、長浜市議から「大学側は早く方向性を出して欲しいと求めており、提案から1年経ってこうした条件提示をするのは遅い」「条件をクリアしたのに公立化されないことになれば、大学の失望は大きい」といった声が相次いだ。
長浜市は当初、5月22日にバイオ大に要望する予定だったが、大学と調整のため6月以降に延期する。ただ、大学側に求める大筋の方針は変わらないとしている。<中日新聞より>
長浜バイオ大学
長浜市田村町1266
滋賀県長浜市田村町に本部を置く私立大学。2003年創立および大学設置。大学の略称はバイオ大。
日本初のバイオ・生物学系単科大学である。バイオ・生物系に絞った大学である事を活かし、実験・実習が多いカリキュラムが組まれており、そのための実験機器を多く取り揃えている。
企業に所属していた教員が多いのも特徴である。 また、長浜バイオ大学を中核とする長浜サイエンスパークの建設が進行中である。既に、バイオインキュベーションと呼ばれる施設には、いくつかの企業が参入しており(2006年4月現在)、大学からもベンチャー企業が3社設立され参入している(内1社では学生が取締役となっている)。 なお、校歌は加藤登紀子が作詞・作曲したものである。(Wikipediaより)
日本初のバイオ・生物学系単科大学である。バイオ・生物系に絞った大学である事を活かし、実験・実習が多いカリキュラムが組まれており、そのための実験機器を多く取り揃えている。
企業に所属していた教員が多いのも特徴である。 また、長浜バイオ大学を中核とする長浜サイエンスパークの建設が進行中である。既に、バイオインキュベーションと呼ばれる施設には、いくつかの企業が参入しており(2006年4月現在)、大学からもベンチャー企業が3社設立され参入している(内1社では学生が取締役となっている)。 なお、校歌は加藤登紀子が作詞・作曲したものである。(Wikipediaより)