2024年「第19回全日本女子硬式クラブ野球選手権大会」は終わってみればプロ野球巨人軍配下の女子硬式野球チームである「読売ジャイアンツ」が優勝した。
一方、「東近江バイオレッツ」は悲願の全国制覇を賭けて今年こそはと臨んだがはかなくも1回戦で一宮市の「東海NEXUS」に僅差で敗れた。その「東海NEXUS」も次戦で「九州ハニーズ」に敗れ早々に姿を消した。
この数年実力を発揮し出しているのはプロ野球球団は以下の「読売ジャイアンツ」、「阪神タイガースWomen」、「埼玉西武ライオンズ・レディース」である。特に後発組の「読売ジャイアンツ」、「阪神タイガースWomen」の強さは目を見張るものがある。選手の強化や補強がどうなっているのか定かでないがプロ球団配下であることから他球団より施設や待遇に優位性があり好選手が集まり易い環境にあるのではないかと思われる。
「東近江バイオレッツ」は東近江市の地域と共生し、創部8年近くとなり、女子硬式野球界では中堅・古参に属するようになった。まだ経験浅いチームとは言っておられない位置にいる。
滋賀県内では高校で2校女子硬式野球チームが誕生している。その受け皿になるであろうが「東近江バイオレッツ」には今回の大会のごとく1回戦で早々に敗れるポカを無くさないといけない。西日本では強くても全日本クラスではまだ弱いチームであることは実態であり、本当にチームの強化が求められる。