農業の担い手不足解消に向けて、総合スーパーの「平和堂」(彦根市)が11月19日、農作物の栽培から販売までのノウハウを幅広く伝授する無料講座「新規就農のためのいちご実践講座@平和堂ファーム」を守山市内で開講した。
「成功する農業」を目指して、男女5人が学び始めた。
↑写真:中日新聞より
講座は、平和堂と公益財団法人「滋賀県農林漁業担い手育成基金」が主催し、滋賀県が後援。
来年3月まで全5回で、平和堂の自社農場「平和堂ファーム」のスタッフ、店のバイヤー(仕入れ担当)が講師となり、栽培のこつやバイヤーが求める品物、物流や商取引、パック詰め作業の知識を伝える。
1年以内に滋賀県内で就農する人を対象に受講生を募集。
1年以内に滋賀県内で就農する人を対象に受講生を募集。
農業大学校(近江八幡市)の学生らを中心とする、大津、甲賀、近江八幡、東近江市の40代の男女5人が集まった。
初日は、イチゴの苗の育て方、収穫前の管理方法についての座学と農場の実習があった。農業大学校就農科の沖俊典さん(東近江市)は「平和堂さんや、受講生の仲間と就農について相談を深めたい。農作業から地元との交流まで、何でも楽しんで取り組む農家になりたい」と語った。
平和堂は2020年に農業に参入。自社農場で収益性が高いミニトマト、イチゴ、小カブを栽培し、自社ブランドとして店舗で販売してきた。
初日は、イチゴの苗の育て方、収穫前の管理方法についての座学と農場の実習があった。農業大学校就農科の沖俊典さん(東近江市)は「平和堂さんや、受講生の仲間と就農について相談を深めたい。農作業から地元との交流まで、何でも楽しんで取り組む農家になりたい」と語った。
平和堂は2020年に農業に参入。自社農場で収益性が高いミニトマト、イチゴ、小カブを栽培し、自社ブランドとして店舗で販売してきた。
講座は地元にノウハウを広めるのが狙い。
平和堂の橋本光正・地域共創事業部長は「イチゴは育てやすく、収益を上げやすい。受講生にはぜひ農業者として成功してもらいたい」と期待。「地域が元気になれば我々も元気になる。新規就農者が増え、地域活性化につながって欲しい」と話した。
<中日新聞より>
平和堂の橋本光正・地域共創事業部長は「イチゴは育てやすく、収益を上げやすい。受講生にはぜひ農業者として成功してもらいたい」と期待。「地域が元気になれば我々も元気になる。新規就農者が増え、地域活性化につながって欲しい」と話した。
<中日新聞より>