2025年新春恒例の「第69回全日本実業団対抗駅伝駅伝(ニューイヤー駅伝)」が37チーム出場のもと、群馬県で行われ、「旭化成」は7区のアンカーが最後に「ホンダ」を振り切り優勝した。
一方、滋賀県出身(比叡山、滋賀学園、草津東OB)の5名のランナーも各企業チームで走ったが大阪ガスの高畑が25位から21位に押し上げたがその他のランナーは横ばいの順位だった。概して滋賀出身の選手の活躍は平凡だった。
特に昨年以上の成績、5位を狙っていた「花王」の5区「安原」が5位から7位に順位を下げ、チームとしてもその後ズルズルと下がり最終的に10位で終わってしまったのはやや悔いが残るであろう。駒沢大卒業の「安原太陽」は初めての実業団駅伝だったがほろ苦い経験になったのではないか。今回の経験を活かし今後も精進して欲しい。これからも応援したい。
*** 滋賀県出身ランナーの成績 ***
◆1区 12.3km: NTN 谷口 辰熙(比叡山)
NTN: 4年連続60回目、前回総合31位 →今回: 32位
高速ランナー選手が揃った1区だったがNTNの「谷口 辰熙」は33位で2区ランナーに襷を渡した。
◆5区 15.9km: 花王 安原太陽(滋賀学園)
花王: 10年連続62回目、前回6位 →今回5区の総合順位: 7位
安原太陽は4区ランナーから5位で襷を貰った。最終的に順位を2つ落とし7位で6区に渡した。最終7区では10位だった。
◆6区 11.4km: 大阪ガス 髙畑 凌太(草津東)
大阪ガス: 3年連続12回目、前回35位 →今回6区総合順位: 21位
21位(5区のランナーから25位で襷を受け取り、21位まで押し上げ7区の居田に渡した。
◆7区 15.6km: 大阪ガス 居田 優太(草津東) アンカー
大阪ガス: 3年連続12回目、前回35位 →今回7区総合順位: 21位(6区の高畑(同じく草津OB)21位で襷を受け取りそのままの21位でゴールした)
◆7区 15.6km: 三菱重工 吉岡 遼人(草津東) アンカー
三菱重工: 6年連続29回目、前回5位 →今回7区総合順位: 7位(6区5位から襷を受け取った。
尚、関西から出場し総合19位だった「SGホールディングス」の本社は京都市であるが「SGホールディングス陸上競技部」の活動拠点は「滋賀県守山市の守山陸上競技場」であり、駅伝チームとしては「滋賀県チーム」である。