5月3日の午後、50Mhz でベトナムの「XV1X」局とHF帯垂直アンテナで交信出来た。初めての50Mhz DX通信である。
実は5月3日の午前、何げなく50Mhzwをワッチ(受信)してみたらJAの局が入感していた。HF(短波)アンテナしか持たないのでVHF(極短波)の50Mhz なんて飛ばないだろう思いながら日本の局をコールしてみた。何と応答があったのである。
HFアンテナなので電波は乗らないだろうと思ったがSWRは2以上あったものの低出力ながら飛んだのである。この日は電離層の活動がよく通信できたのであろう。
VHF以上は特に夏場にEスポ(スポラディックE層)発生によりVHF帯でも低出力で遠隔地まで飛ぶことは昔28Mhzで経験していた。しかし、私は根っからのHFハムでV/UHF帯の免許はあるものの50年以上VHF帯の運用をしたことがない。ましてやVHFでのDX通信をやった経験はなかった。
それが今回、偶然50Mで電波を出したら日本国内だけなくベトナムまで飛んだのである。
Eスポ発生時の50Mhzの特異な電波の飛び方を初めて知った記念日となった。
昔は50Mhz以上は近距離の国内通信バンドが相場だったがV/UHF帯でもDX通信が出来ることが分かるようになり50Mhz等でのDXをやるハム人口が増えて来た。現に私のローカル局も50MhzでDXを楽しんでいる。勿論専用のアンテナが必要であるが。。。今回、50MhzでDXが出来たのは全くの偶然に近い。しかし、今回の偶然を良いことに偶には50Mhzを覗いてみることにしたい。2度目のドジョウはいないかもしれないが。。。。。
<追記>5月3日に続いて5月4日の午前も50Mhzのバンドがオープンし、台湾の「BV3CE」局と50Mhz /FT8で交信出来た。
18Mhzや24MhzもSWRが極端に高かったが50Mhzはそれ程たかくなく無理やり電波を乗せ、海外の局をコールしてみたら応答があった。コンディションが上がっているのだろう。