東近江市の小学5、6年生有志が「8畳敷き東近江大だこ」を作る秋の恒例企画「チャレンジ大凧(だこ)」は11月9日、東近江市建部上中町のウェルネス八日市で作業9日目を迎え、大だこが完成した。
企画は東近江の大凧の伝統を子どもたちに伝えていこうと、保存会が2007年に始めた。
大だこは縦3・75m、横3・4m。今年の絵柄は来年の「わたSHIGA輝く国スポ・障スポ」にちなみ、上部に大会マスコットキャラクターのキャッフィーとチャッフィー、下部に「輝」の文字を描いた。
この日は児童7人が糸の長さを調整した。保存会員の指導で、たこの各部から長さ約9mのたこ糸を複数伸ばし、糸同士の間隔が均等になるように微調整して一つにまとめた。
今年が初参加の蒲生西小6年、寺島優月さんは「めちゃくちゃ良くできた。楽しかった」と振り返った。
大だこは11月16日(土)、東近江市総合運動公園で開催される熱気球イベント「びわ湖東近江バルーンフェスタ」に合わせて揚げる。
<記事・写真: 中日新聞より>