大平洋にあり、アメリカが管理する「Javis島」は昔からDXCCの「Palmyra, Jarvis Is.」にカウントされている。これまで長い間、「「Palmyra, Jarvis Is.」には自然保護の観点から上陸の許可を与えられなかったが今回は首尾よく得られたようである。
その「Javis島」に現在American Samoa島にいる「K8R」の「AA7JVら」が8月5日〜8月17日の予定でDX-peditionの計画が明らかになった。
今回はAA7JVを筆頭に多人数のオペレーターが参加する予定であり、リモートで運用することになっている。また、初めてFT8は「SuperFox Mode」(WSJTのrC7)を使って運用される。
従って、「N5J」局と交信するにはWSJTのrC7にアップデートしておく必要があり、注意を要する。
半世紀前にはOkだったが現在は太平洋にあるアメリカ領の島々には自然環境保護や国防等の観点から上陸できなくなっている島がある。「Jarvis」もその1つであり、今回交信の機会があるのはラッキーである。Jarvis島と日本の電波伝搬は問題ないと思われが最初は世界から激しいパイルップになろう。弱小の当局は交信数がこなれるまで我慢する必要がある。
【過去の交信】 WA7IXE/KP6 1972年2月14日付け 14MHz SSB