滋賀県竜王町小口の古株牧場が、受験生応援米「守り神の米」の販売を始めた。
牧場内の湖華舞(こかぶ)本店、近鉄百貨店草津店1階の近江路特設会場でも取り扱う。
↑写真:中日新聞より
古株牧場は酪農や乳製品加工、近江牛の肥育のほか米作りも手がけている。
稲わらを牛の飼料に活用し、牛ふんを乾燥させた堆肥を田に還元する耕畜連携の循環型農業を続け、2020年には農林水産祭の多角化経営部門で最高の天皇杯を受けた。
学問の神様・菅原道真と牛の結び付きは深く、各地の天満宮には牛の像を置くところが多い。牛が強く関係した耕畜連携で収穫した米を受験生に食べてもらい、努力が実るように願いを込めて商品化した。
もちもち感とあまみが豊富で、冷めてもおいしく味わえる品種「夢ごこち」の大粒を選び、彦根市の天満宮北野神社で合格を祈願した。1月下旬には地元の竜王中学校3年生126人に届けた。
古株明子取締役は「応援米で受験当日の朝食や弁当を準備して、受験生が力を出し切れるよう支えて欲しい」と話した。
300g入り税込み1000円。
問い合わせ: 古株牧場=0748(58)2040
滋賀県蒲生郡竜王町小口不動前1183−1
<中日新聞より>