東近江市下中野町(旧愛知郡愛東町)周辺の「菜の花畑」が満開を迎え、辺り一帯に広がる鮮やかな黄色が通行人の視線を集めているという。

同地区では「菜の花エコプロジェクト」として、栽培・収穫した菜種から油をしぼり、使用後廃食油となった油をバイオディーゼル燃料に精製して農耕機に使用するなど、地域資源の循環システムを菜の花で実現させている。
油を精製する「あいとうエコプラザ菜の花館」をはじめ、自治会単位で栽培に取り組んでおり、最近では添加物を一切使用していない天然菜たね油を商品化した「菜ばかり」も注目を集めている。
今年は暖かい日が続いた影響で例年より10日ほど早く花を咲かせた。品種別の菜の花が順番に満開を迎え、4月いっぱいまでは楽しめるという。
<滋賀報知新聞より>