東近江市内の神社や寺では、恒例の大絵馬や大門松がお目見えし、年の瀬の訪れを告げている。
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↑写真:中日新聞より(野々宮神社)
東近江市八日市金屋の野々宮神社前には、来年のえとの寅(とら)を描いた「大絵馬」が飾られている。来年1月15日まで。
大きさは縦1.8m、横2.7mル。近くで旅館を営む迫間源四郎さんがボランティアで手作りし、21年目となる。発泡スチロールを切り出し、ペンキで勇猛な姿を表現した。
迫間さんと宮司の中島伸男さんは「新型コロナウイルスをやっつけるような鋭い目つきに仕上がった。来年こそ、しっかり仕事や行事ができる1年になれば」と期待を込めた。
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↑写真:中日新聞より(大徳寺)
東近江市能登川町の臨済宗妙心寺派大徳寺では、山門の両脇に「大門松」が立てられている。今回で10年目。来年1月15日まで。
高さは昨年より30cm高い過去最大の5.8m。百済寺本町の「造園梶賀」がクレーン車を使って設置した。根元にはセンリョウ、マンリョウなども植えられている。
藤田宗裕住職は「来る年に新たな希望を見つけてほしい。少しでも人々の心の安らぎとなれば」としている。
<中日新聞より>