田中籐左衛門は近江日野商人であり享保元年(1716年)、屋号「十一屋」として埼玉県深谷市に創業。享保17年(1732年)に武蔵に酒造店を出している。約950坪の敷地に本屋、店蔵、酒蔵、精米倉などの建物があり、古いものは幕末の物と推定される。戦前は群馬や茨城などにも支店を出し、みそやしょう油など手広く扱っていたそうだ。しかし、残念なことに田中籐左衛門商店は、平成16年(2004年)廃業により300 年の歴史を閉じている。