東近江市を拠点に活動する女子硬式野球チーム「東近江バイオレッツ」が今シーズンに向け始動した。4月6日には、勝運を司る地元の神社「太郎坊宮」を訪れ、必勝を祈願した。
写真:滋賀報知新聞より
バイオレッツは昨年、関西圏の高校や大学、社会人のチームが出場する関西女子硬式野球選手権ラッキートーナメント大会で2連覇を果たすなど活躍をみせた。
一方、全国制覇を掲げて挑んだ全国大会のクラブ選手権大会ではベスト16、愛媛県松山市で開かれた全日本女子硬式野球選手権大会ではベスト8と悔しい結果が残った年でもあった。 創部7年目となるバイオレッツの今年のスローガンは「A new breeze~進めその先へ 新たなる風を~」。未だ成し遂げていない目標に向かって進み、新しい風を吹かせるという思いを込め選手らで決めた。
この日、毎年恒例となっている太郎坊宮に今年所属の選手20人と監督、関係者らが足を運び必勝を祈願。東近江江州音頭普及愛好会からバイオレッツを応援する江州音頭が披露されたほか、太郎坊宮崇敬会から必勝を願った凧も贈られ、地元の応援を背に受けた。
選手の坂原朱音さんは「昨年4人が退団した影響で今年はこれまで出場の機会が少なかった選手にとってはチャンスの年になり、選手一人一人の意識も高い。それぞれがやるべきことを理解し、チーム力を高めていきたい」と意気込んだ。
なお、近々の出場公式戦は、関西女子硬式野球リーグ(ラッキーリーグ)が4月27日に開幕。関西選手権ラッキートーナメント大会は5月11日開幕を予定している。
<滋賀報知新聞より>