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【東近江・寺社総巡り】第66回・若松天神社(東近江市外町)

 
 7月5日(金)午前、「若松天神社」を訪れた。
小さい頃から知っていたが、まじまじと若松天神社を見たのは初めてかもしれない。外町は町外れに近く、子供には森が深く遠く感じたものだ。
 神社の境内は「若松の杜」(天神の森)と言われ、樹高20-30mの杉、ヒノキが中心である。
 現在は近江鉄道八日市駅前からのグリーンロードによって森は南北の分割されたが、現在北側に「たねやクラブハリエ八日市の杜」がある。この森は風光明媚で千載集や夫木抄に読まれるなど古くから有名であった。
 また、神社の前には昭和46年(1971年)、1000年振りに再興された「布引焼」の「布引焼窯元」工房がある。
 
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若松天神社
所在地 東近江市外町902(旧八日市市)

■祭神
武甕槌神 経津主命
■由緒
社記に「神護景雲元年(767年)、常陸国鹿島の神が伊賀国名張郡夏身を経て、大和国に遷り給う途次假の御座所を設けられ、其の時に植えられた若松が忽に大樹となり繁茂したので、神護景雲4年(770年)神殿を造り香取の神を勧請した」とある。又此社地は若松社として、平安期以後近江の歌枕として多く歌われている。
祭神に関しては、輿地志略に「祭神は天満天神也、俗に若松天神と称すが春日明神なり」とあり、又淡海木間攫には「若松大明神、外村の生土神也、且御川辺大明神の御旅所也、本宮を去る事十五丁也」とあり、現在も河桁御河辺神社の春祭の御旅所となっている。
明治9年(1876年)村社に列し、大正4年(1915年)神饌幣帛料供進指定となる。
■本殿・境内建物
〔本殿〕一間社流造 間口一間二尺 奥行一間二尺
〔拝殿〕入母屋造 間口三間二尺 奥行三間二尺
〔その他〕中門 祭器庫 手水舎 社務所
■境内社(摂社・末社)
四柱神社
 
付近の神社
 八幡神社 徒歩 12分(881m)
 河桁御河辺神社 徒歩 12分(927m)
 河桁御河邊神社 徒歩 13分(1km)
 御河辺神社徒歩 13分(1km)
 皇美麻神社 徒歩 16分(1.2km)
 劔宮神社 徒歩 18分(1.4km)
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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