ひばかり日和

縫月堂さとやまの生物観察や創作などなど

良く出会います

2014-11-16 | 自然(その他)
野山へ出掛けると、かなりの確率で出会う哺乳類がこの2種です。
で、たまにイノシシとかカモシカとか。

特にシカは増えすぎて困っている場所もあるんだとか。

サルもそうですね~。
これまた人を怖がらないので、囲まれたりすると結構恐かったりします。

爬虫両棲類を主に観察に出掛けていますが、おっきい哺乳類に出会えることも楽しみのひとつです。
でも、ばったり出会うとけっこう恐いです~。



ヘビに睨まれても怯まなかったカエル(シマヘビとタゴガエル)

2014-11-13 | 自然(爬虫類・両生類)
初夏の頃、湿原近くの林道を歩いていると、カサカサと落ち葉の擦れる音が聞こえてきたので、その方向を見ると
シマヘビが一匹結構な勢いでこちらへ向かって来る姿が確認出来ました。

鎌首持ち上げ口も半開きの状態で、もうなにか真剣そのものです。

「なにやってんだろ?」と見ていると、その先に必死に逃げるカエルが一匹。
跳ねて跳ねて、そして左足元に回り込んで停止したカエルはタゴガエル。

動かない人間が大きな障害物に見えたのだろうか、陰に隠れたつもりでじっとしています。


逃げてくる方向が良かったね!なタゴガエルさん。

そしてハンターのシマヘビの方は、右足元で急停止。
動かない人間を「物」と認識して隠れたカエルを見失っているのだろうか、臭いや気配でなにか
大きな生きものがいると関知したのだろうか、そのまま動かなくなってしまいました。


追い込む方向が悪かったね!のシマヘビさん。

足下を見ると左にタゴガエル、右にシマヘビともう最高の状態なのですが、ここは我慢して結果を見守る事とする。
そしてしばらく間、2匹とも小揺るぎもせずにお互いの出方を見ているというか睨み合いというかが続いていましたが、
後続のハイカーの登場でこのハンティングの結果はタゴガエルの逃げ切りとなりました。

タゴガエルからすると、もの凄く運の良い出来事。
シマヘビからすれば最悪の出来事。
更にシマヘビは写真撮影に付き合わされるというおまけ付き……。


随分怒ってレンズに咬みついて来たけど、撮影付き合ってくれてありがとうございました。
次の狩りは邪魔が入らないと良いね、シマヘビさん。

食べる食べられる追う追われると、日々繰り返し行われている自然の営みですが、なかなか目にする機会は少ないです。
シマヘビがそこそこの距離(目測で6~7m位)を獲物を追いかける姿を初めて目にしました。
アオダイショウがネズミを追う姿を以前見たことがありますが、シマヘビほどの距離は追いかけずに諦めていました。
シマヘビって結構しつこいのかな?

日々を生き抜くために、野生の生物たちは必死に活動しているんですね。

春の湿地のこと(クロサンショウウオetc)

2014-11-10 | 自然(爬虫類・両生類)
こんばんは、デザフェスではありがとうございました!
今後も頑張ります!
と言うわけで、まわりはもう冬ですが、春の湿地のお話などを少し。

春4月、少し標高が高めの所だと、まだ雪が残っている場所が多数有ったりして、
まだまだ冬の装いのままです。
雪が残っているほど標高は高くないよ、という場所だと、もう色々な生物が活動して
生命の営みが活発になって来ています。


産み付けられたクロサンショウウオの卵塊。

水温は約10度です。冷たいですね~。
流れがあったり湧き水の出ているところでは概ねこのような水温で、孵化しているもは半数程度のような感じに見えます。



水たまりのような産卵場所にいた幼生。

水温は約20度程で、晴れているせいもあって水温高めのように思います。
ここに産卵されたものは、9割程度が孵化しているようでした。


アカハライモリもいます。
オタマジャクシなどを食べてしまったりすることで、よく悪者扱いされたりすることがありますが、彼らも頑張って生きています。

もっと気温が上がり初夏の頃合いが強くなってくると、モリアオガエルなども産卵に現れて更に賑やかになってくるものと思います。
来シーズンはその位の時期に訪れたい場所のひとつです。


ここからはおまけ~!

少し離れた渓流沿いの水たまりで見つけたアカガエルっぽい卵塊と孵化したオタマジャクシ。


久しぶりに見つけたヘビトンボの仲間の幼虫です。
親は更に強烈な外見で、触るのに躊躇してしまったりします。

デザフェスでした!

2014-11-09 | 展示・講演・イベントなど
デザインフェスタvol.40、一日目終了しました!
参加は一日のみなので、今回の自分のデザフェスはこれにて終了です。

足をお運び下さった皆さま、ありがとうございました!!
参加された皆さま、お疲れさまでした!!

今回も色々な方とお話など出来て、大変有意義な時間を過ごさせていただきました。
お買い上げ下さった方、差し入れなどお持ち下さった方、カエルその他の生きものの話をして下さった方、
本当にありがとうございました!

これからも、皆さまよろしくお願いいたします!

11月23日はコミティア110へ参加します。
お近くへお出かけの際は、是非お立ち寄り下さい。
会場で皆さまにお会いできる事を楽しみにしています。

それでは本日はこれにて失礼します。
お休みなさい。

デザフェスですね!

2014-11-08 | 展示・講演・イベントなど
こんばんは。
ブログの方は直前告知で申し訳ありません。

もう今日になってしまいますが、デザインフェスタvol.40参加します。
今回は、トートバッグ、Tシャツ以外はカエル&水辺の生物のポストカードを持って行きます。
いつもより種類はちょっと多めにしましたので、お気に入りのものが有れば良いなぁ、と思います。

参加は11月8日土曜日のみの参加となります。
ブースNo.A-227となっています。

カエルや他の生きもののお話でも出来れば良いな-、と思います!
それでは会場でお会いできるのを楽しみにしています!

微妙にタイミングがぁぁぁ、なモリアオ観察。

2014-11-05 | 自然(爬虫類・両生類)
ここのところ、年に数度観察へ出掛けている(遠方な為、すごく頑張っても年に数度しか行けません)お気に入りの湿地です。
時期は6月のはじめ、生きものたちが一番観察しやすい時期ではないかな、と思います。


今年も見られた日暈。眩しいけど、ついつい眺めてしまいます。

まったりカエル観察1日目。

タゴガエルとシュレーゲルアオガエルは絶好調で、特にタゴさんは沢山鳴いていました。
そして、そろそろかな?な感じのモリアオガエルは数匹が鳴いている程度で、微妙に望み薄な感じです。

ひと雨来れば何となく始まりそうな予感はするのですが、こればっかりは何ともです。

そして2日目。

相変わらずタゴガエルは大合唱でシュレーゲルはちょっと大人しめです。
どうもシュレーゲルはピークを過ぎたような気がします。
夜間にモリアオを数匹確認、相変わらずピョンピョンでなくバタバタと飛び跳ねますw

帰らなくちゃの3日目。

昨日よりモリアオの鳴き声が増えている感大!
そして翌日からは雨の予報です。


と、いうわけで昼間から出てきていました。

何もこんな目立つところで昼間から鳴かなくても良いだろう、と思いますが彼は色々と主張したいようです。
まわりにも10匹程度のオスが確認できるので、もしかしたら今晩から数日が絶好調なのかも知れません。

しかし、同行者の都合もありタイムリミットは夕方までなので、泣く泣く現地を後にしました。
来シーズンはスケジュールとタイミングが合えば良いなぁ~!

そろそろ狭いかな?(アオダイショウ)

2014-11-03 | 飼育(爬虫類・両生類)
講演&講座後の両生爬虫類ふれあいコーナーでも大活躍のアオダイショウくんです。
ネコに遊ばれていたところを保護されてきたのですが、最初プツプツあいていた傷も塞がって今はとても元気です。
性格も大人しめで良い感じです。
植木鉢の底穴から顔を出すのがお気に入りですが、育ってきたのでそろそろ穴を塞がないと詰まってしまいそうな感じが……。

お気に入りのポーズは出来なくなるけど、数日中に塞ごうかな。