おだわらぐらし

縁あって引っ越した 相模の国_小田原
一杯見て 一杯歩いて 一杯味わった三年半の思い出

箱根旧街道を歩く (本陣跡~畑宿)

2008-05-10 22:46:18 | 箱根
すみません、ちょっともどって__
5/1に箱根旧街道を歩いてきた話、を これから何回かに分けてUPしていきますね。


亭主が「GWは箱根の旧街道を歩いてみよう」と言う。
んー 歩いてみたいけど 箱根と言えば 天下の険。
山歩き初心者の私には厳しいのでは?
と思ったのですが「大丈夫。畑宿(はたじゅく)からスタートすれば 登りはほんのちょっとで あとはだーっと楽な下り坂だから」(←あとでこれがガセとわかる・・・)と言われ、
んー それじゃあー
と__ついて行ってみました。

「箱根湯本」から「元箱根」行きのバスに乗り、「畑宿」の一つ手前、箱根の中腹「本陣跡」で下車。(「畑宿」と「本陣跡」は 歩いてほんのちょっとの距離なので どうせだから と「本陣跡」からトレッキングをスタートする事にしたのです。)

本陣 というからにはきっとここに立派なー__

と思ったのですが、 旧本陣 茗荷屋・畑右衛門の屋敷は 大正元年の火災で焼失し、今は庭の跡地と それがどんなに立派だったか(あのハリスも目を見張った、そう) を語る看板があるのみ、でした。((なんでも 山から水を引いて瀧をおとし、池には沢山の鯉を泳がしていた、のですって))

「本陣跡」から「畑宿」までの道脇には 寄木細工の工房が幾軒もありました。
 

 

お店を覗きながら歩くうちに あっさり「畑宿」に到着。。。

いよいよ「旧街道 石畳を歩く旅」がスタート。


ここには、江戸から23里目であることを示す「一里塚」があります。

文字通りの「塚」です。

教科書で習ってはいたけれど 見るのは初めて。
道の両脇に一基ずつ「対」で築かれています。
思っていたよりずっと大きな物だ。
(直径9m!)


雨が降れば ヒザまで泥に埋まる、という箱根越えの道__。物流のためにも重要な道ゆえ、最初は竹を敷いていたそうですが (竹を敷く話は16世紀・北条時代の文章にもあるのですって)、この費用がバカにならない。というので石畳が敷かれたのは1680年の事、らしい。(文章として残っているのは 箱根から三島宿への石畳についてのみ。箱根から小田原への石畳がいつ敷かれたか、は不明だそうです)
 


赤穂浪士も新撰組も ここを通ったんだなあー・・・。


          ___   つ づ く

湯本を歩く4 (ホテルおかだの「湯の里」)

2008-02-09 10:53:37 | 箱根
暁庵から北へ川を渡った先にあるホテルおかだの 日帰り温泉「湯の里」へ行ってみました。

「ホテルおかだ」館内をずんずん進み・・・エレベーターで8Fへ上がり 更にエスカレーターで三階分上がって外に出ると・・・

程なく到着。


http://www.yunosato-y.jp/
↑湯の里HP

は~リラックス~
(休憩室の畳_床暖房だったのでしょうか 寝転ぶとぽかぽかで気持ちがよく・・・気付いたらぐっすり寝ていました・・・)

帰りは ホテル←→湯本駅 のシャトルバス(100円)を利用。

あっという間に駅に到着。
なんて便利♪ なのでした。

いやー 箱根は小さなエリアと思っていましたが 広い!
湯本だけでも まだまだほんの少ししか歩けていないんですからー。
制覇__はとても無理ですが、これから少しずつちょびちょびと攻略していきたいと思います^^

湯本を歩く3 (蕎麦三昧・・・)

2008-02-08 22:36:57 | 箱根
以前から「湯本で豆腐会席を頂きたい」と思っていた私達。
いよいよ 今回その願いが? と思ったのですが、
なんと 箱根湯本ホテルの別館「暁亭」は 平日は「お抹茶のみ」だったのでした。。。

すごすごと暁亭を出た私達は、、、少し手前でみつけて 「お?」と思ったお蕎麦屋さん「彦(げん)」へ。




まずは お店のおすすめ、殻ごと轢いた二八蕎麦を。
次に実のみ引いた一九蕎麦を頂いてみました。
どちらもそれぞれに美味しく 又個性的でした。

ちょっとすすって 「にわか蕎麦評論家」な気分になった私達は 勢いで(?)暁亭の隣のお蕎麦屋さん「暁庵」へ。

で、ここのお蕎麦が又 先程のお店とは又違った味わいで・・・

やー お蕎麦って本当に シンプルなのに奥深い食べ物ですねーっ

話は「暁亭」に戻りますが・・・
こちらの建物は 山縣有朋が小田原に建てた「古希庵」の敷地内にあった 奥さんの為の離れ を移築したもの。





そういえば 日当たりのよさそうな縁の前を緩やかに川が流れていて いかにも山縣さん好みのつくりです。(ちょっと京都の「無鄰菴」に似ています)
是非改めてお訪ねしたく思ったことです。
(まっててねー 豆腐会席~)


次はいよいよ(?)お風呂です。

湯本を歩く2 (瀧と神社)

2008-02-08 21:38:55 | 箱根
須雲川を川上に向かって歩くと、やがて旅館「天成園」が見えてきました。
目指す瀧は この旅館の裏手、とか。
あ、あれかなー?



これが、有名な「玉簾(たまだれ)の瀧」か!
なるほど これはなかなか見事な・・・

しかし、よく見ると側に「飛焔(ひえん)の瀧」という立て札が。

更にその隣には「玉簾の瀧は この奥にあります」という札まで!


・・・
はいっ という訳で改めて。 こちらが「玉簾の瀧」です。

瀧の中にはなんともユニークな形状の岩が。
(ちょっと 「は~どすこい」 な感じですね?)
これは下から見上げると いよいよますます「雄雄しい」のでした。



2つの瀧の間に お宮がありました。

玉簾神社。
芦ノ湖の神様 九頭竜神 が祭られているそうです。

ツヅラ折の石段を上ると

木の鳥居の向こうにお社が見えてきました。

木の朽ちた感じも 趣がありますね。


さて、次は 「箱根湯本ホテル」の別館へ~

湯本を歩く1 (早雲寺)

2008-02-07 14:31:33 | 箱根
昨日は亭主が 「土曜の研修の代休をとった」とて休んだので 夫婦で箱根湯本へ。

私 湯本の街というのはバスから見えるのが全てだと思っていましたが バス通りの奥、須雲川に沿って沢山の温泉があるのですね。(←恥ずかしい程の箱根初心者^^;)

湯本駅からまず あじさい橋を渡り・・・

(あじさい橋は 元々は誉橋-ほまればし と呼ばれていたそうです。この先にあった 三昧という旅館が戦前傷痍軍人の療養所だったことからの名前だとか)
早雲寺へ行ってみることに。

橋を渡った先に 「左右どちらを行っても早雲寺」の看板が。

我々は「近道」の「右」を選択。
しかしこの道は 「健脚向き」のコースで__

↑ひたすらにこんな山道が続くのでした・・・ はぁはぁ(そういう事は早く教えて^^;)。


臨済宗大徳寺派の早雲寺は、北条早雲の遺言で 二代目氏綱が北条家の菩提寺として建立したと伝えられています。

↑立派な本堂


この鐘にも謂れがあります。
この鐘は 創建当時からの物ですが、秀吉の小田原攻めの時 豊臣側に取られ、敵の陣鐘として使われた、のですって。

本堂裏手の山の上には北条五代の墓があるそうですが・・・
勉強不足で それを知ったのは帰ってネットで調べてから、のことでした。。。


ここはヒメハルゼミの生息地としても有名だそうです。
ネットで鳴き声を聞きましたが ・・・
http://hitohaku.jp/semi/himeharu.html
不思議な声ですね?
いつか私も「生ヒメハルゼミ」の声、聞いてみたく思います。

さて 次は「滝」を見に行ってみましょうー。

冬の芦ノ湖

2007-12-04 22:36:45 | 箱根
今日は天気が良かったので 欲を出して芦ノ湖へ足を伸ばしました。

が、湖面を渡る風の冷たいこと!
(白状すると 後悔しました・・・)
が、ここまできたのだから と 桃源台から海賊船で湖を横断することに。



(デッキで写真を撮るには薄着で来すぎてまして・・・二号船室に篭っていました)

芦ノ湖周辺は 紅葉も終り、すっかり「冬!」でした。

ススキ三昧

2007-10-29 08:01:25 | 箱根
日曜日__ 晴れました。
天気予報では 月曜まで雨 だったので、市内の大型銭湯に行く予定でしたが・・・なんだかモッタイナイ気分になり、又々 仙石高原へ行きました。
(亭主が「わしゃーまだススキを見とらんで」と言うので)

すっかりススキに詳しくなった(って程でもない^^;)私は 亭主に威張って「ほらね、逆光で見ると全然色が違うでしょ?」なぞと言いながら日傘をさしかけて写真を撮ってもらいました。
わりとキラキラに撮れました。


(サイズ小さくしたら「そおお?」な絵になってしまいましたが・・・)

前日雨が降り、下がぬかっていたので 大涌谷へ歩くのはあきらめ、お昼前というのにさっさと近くのお蕎麦屋さんへ。

(↑ロケーションが良くて人気のお蕎麦屋さんです)


亭主はザルと旬の野菜のテンプラ。私は暖かいとろろを頂きました。

来た道を「仙郷楼前」まで戻り、脇道を通って・・・
次は「ガラスの森美術館」を訪ねてみました。

仙石高原 再び

2007-10-25 21:18:02 | 箱根
友人と仙石高原を歩いてきました。

友人は 仙石原に「銀河鉄道の夜」のイメージを持っている、と言います。
彼女が狙っているのは 銀色にゆれるススキ。
今日は見られるでしょうか 「銀色の~」。

さて着いた頃は日も傾きかけた2時過ぎ。
バスで山道を登ってくる間はからりと晴れていたのに 雲がわいてきました。

すすきはクリーム色。

森まで歩いて__引き換えしたところで
雲間から日が射しました。
逆光でススキが銀色に!

周りの人達がシャッターを切り始めました。
あ、これか。
みんな これを待っていたのねー。
私もマネして撮ろう!

が、 逆光って・・・
むつかしー オバケが出ます。

結局__こんな絵しか撮れませんでした。


それでも とりあえず今日は「銀色のすすきの撮り方」がわかり、満足^^

いつか(まず賢いカメラを買ってー)素敵な写真を撮ってみたい と思います。

 ■ バスの案内 ■
小田原から(仙石高原を通る)「桃源台」行きバスは30分毎__ですが、箱根湯本始発の「桃源台」行きもあるので、 箱根湯本からは15分に一本出ています。

富士屋ホテルのお庭

2007-10-23 18:59:56 | 箱根
今日は友人と富士屋ホテルでランチ。
ダイニングは12時にオープンなので 

(↑11時半から 当日予約の受付が始まります)
待ち時間にお庭を少し歩きました。

↓コーヒーラウンジの横のドアからお庭に出られたんですね。
(ポストのそばから。知りませんでしたー)

へえー ほおー といいながら散策。

↑菜園 

↑温室 


↑プール (夏季限定 あたりまえですね^^)

↑水車小屋

↑ダイヤル式電話・・・

色々な花も植えられていましたが・・・
今年は夏が長かったからでしょうか、お花も季節がわからなくなったとみえ、

↑桜 

↑サツキ 

↑バラ・・・
春の花が咲いていました。

あら、そろそろ時間?
ダイニングに行きましょうかー・・・

この後 カレーと お茶とアップル・パイを頂いて ホテルのベーカリーショップでパンを買ってー・・・
家路につきましたとさ。
(あー おしゃべりに夢中になって 写真撮るのすっかり忘れておりましたー)

上湯へ歩く

2007-10-06 13:50:31 | 箱根
地図を見て すすきの原の道をどんどん行くと 上湯へでる__と知り、実際に歩いてみました。
(大抵の方は すすきの原の終点で引き返して行かれ、気がついたら ひとり になっていました)

すすきの原が終わると 薮が始まります。
 
薮でであったヒキガエル。不自然なポーズのままフリーズしています。多分私をやり過ごそうを思って「存在を消したつもり」してるのねー。

(この後フラッシュに驚いて跳びさりました)
その薮をぬけると いきなり広い道が始まりました。

次第にわだちもはっきりしてきました。

向こうからきたハイカーが「こんにちはー あと15分程で 上湯ですよ」と声をかけてくれました。
しばらく行くと 車の走行音が聞こえ__ 無事バス路線へ。

で、ここで失敗。
実は出口のすぐ左に「上湯」のバス停があったのですが 気付かず右へ歩いてしまいました。
「あー やっとあったバス停」と思ったら 「国有林前」 でしたー。
(ちょと余計に歩いてしまった。ま いいか)

程なく時刻表通りにバスが来、小田原駅へ運んでもらいましたー。

時にね ギャフン・ なんと!バス路線側の出口には「関係者以外立ち入り禁止」の札が!

   (すすきの原側にはそんなのどこにも書いてありませんでしたよー。
    だから 見逃してねー)

仙石原高原(すすきの原) から 上湯までは 徒歩約1時間です。
出口が「立ち入り禁止」なので 特におすすめできませんが 引き返すのはもったいない と感じる方は歩いてご覧になってはいかがか、と思いました。(バスの便もまずまずよいです)

すすきの原(仙石原高原)

2007-10-05 19:26:00 | 箱根
一面のすすきです。
今年は夏が長かったので 例年よりちょっと色づきが遅いようですね。
2W先位が見頃でしょうか?





仙石原高原へは 小田原から30分毎にバスが出ています。
所要時間は1時間3分でした。
観光客用に臨時の駐車場も設けられていました。
駐車場そばのお蕎麦屋さんは大繁盛でした^^

富士屋ホテルの建物群

2007-10-04 12:50:37 | 箱根
勢いで ・・・ スナップをお見せしましょう。
本館
西洋館
花御殿
花御殿入り口
唐破風アップ
更にアップ(獅子)
更にアップ(鳩)
本館内/旧フロント
旧フロント横の「尾長鶏」
カフェ(庭のポストが可愛い)
マジックルーム

ロビーの真ん中にある緑色のタイル制の筒は「昔の暖房器具」

花御殿の内部は 宿泊者しか見られないそうです。
いつか・・・ 泊まってみたいものです。

富士屋ホテルでランチ

2007-10-04 11:02:18 | 箱根
__という訳で、宮ノ下の富士屋ホテルでランチ。
ダイニング棟
二階部分がダイニング
塔が目印
ダイニングルームへの扉
廊下
平日だしきっとここも貸切? と思ったら!
ダイニングは「ほぼ満席」でした。運よく窓際の二人用テーブルが空いたので 待たずにお食事が頂けましたが うーん おそるべし 富士屋ホテル(???)
貸切観光バスが何台も停まっていましたから 団体客 だったのかもしれませんね。

天井も美しい
どうやらここでは「カレー」が人気のようでした。
(私達は 先日のお祭でここ富士屋ホテルのビーフカレーを食べたばかりだったので この日は「クラシック・ランチ」というのを頂いてみましたよ)
スープ 虹鱒のバター焼き醤油風味 牛フィレのソテー デザート コーヒー。
食器・カトラリーにはすべて富士屋ホテルの「富士山」マークが入っていました。
コーヒーカップにもホラ
縁取りの金部分も全て「フジヤマ」マークなんですよ!

富士屋さんは太っ腹なので(?)宿泊客じゃなくても館内を見せて下さいます。この日も沢山の人が「つあー」を楽しんでいました。(ただ、有名な「花御殿」の内部は宿泊者のみ)

古く美しい建物。
長く「現役」でいてほしいものです。

__ 箱根へは、小田原から頻繁にバスが出ています。特に宮ノ下までは箱根行きのバスは4線全て停まりますから 時間を気にせず「来たバスに乗る」でOK。又、今のバスはSuicaやPASMOが使えるので ワンタッチ乗降できて楽チン。
(ただ、土日は道が混むのが・・・ タマニキズですね・・・)

ともかくこうして おだわらぐらしは 範囲がどんどん広がりそうです。
(どこまでが小田原暮らしなのだろうー?)

仙石原

2007-08-16 21:57:16 | 箱根
秋、ススキの穂で一面の銀世界になる仙石原も 今の季節は青々としています。



秋風のたつ頃 又訪ねたいと思います。
(ネットによると見頃は10月半とか)

山の海賊船

2007-08-16 21:21:58 | 箱根

芦ノ湖、といえばこれですよね 海賊船。(すみません、ズームがついてないので 絵が小さくて見にくいけど 許して)
しかし、なにゆえ 海賊船、なんでしょう?そもここは山・・・。
ちょっとアチコチのサイトめぐってみたけど わかりません・・・。
知りたいなあー (船を芦ノ湖までどうやって運んだのか とか ドックはあるのか とかも気になります)

あ、写真は元箱根のボート乗り場、です。
(混んでて 海賊船の船着場まで行けなかった、のですー・・・。
夏の箱根は車が多いのだ。)