今日のお昼、私と息子は ブッダガヤ(お釈迦様が悟りを開かれたあのー・・・ ではなく、ラーメン屋)を目指して国際通り(商店街の名前)を歩いていたのですが__ 途中 行列のできているラーメン屋を発見。
「ふーん、人気店なんだ。今度はここへこようね」と通過・・・して ブッダガヤを着くと、がーん 今日はお休みでした。
で、引き返して さっきのお店の列に私達も並んでみたのです。
外で待つこと50分。中で20分。
と、その 長い待ち時間の間に 色んな事がわかりました。
出て来る客が 行列に並んでいる知り合いに声をかけるのです。
「今日は開店にあわせて11時半にきたのよー」
「お おつかれさん」
「○○先生も来てるよー。汗だくで食べてるわ」
中には「まだまだ、だな、はい差し入れ」と 近くの自販機で買ったお茶を渡す人まで。
・・・
要するに、 常連客が多いお店、らしい。
更に 店内を覗いていた息子が (店内の張り紙を見て)「うへ 明日閉店だってさ」と言う。
なんと!
ああ、それで名残を惜しむ客が沢山来ているのね、と納得。
店内の 客と亭主の会話も濃かった。
なんで店 閉めるの? 今度はどこへ店出すつもり?
その都度「先の事は何も考えてないんですよ」「出店の予定もないんです」と なぜか愉快そうに答える大将。
よくわからないが・・・
ラーメン屋さんって 自由に商売しているようで 実は客の反応がこわくて冒険ができない商売で・・・ 大将はちょっと「今まで通りの事」を一旦終りにしてみたかった、のかなあー と、
聞き続けた問答を通して そんな風に感じました。
げんに、大将は「この期におよんでなんですが ニンニクいれてみました。どうです?」だの 「いつもは煮豚 焼かないんですが 今日は焼いてから煮てみました」だの 「あ、この赤いの スイカ」(←、いくら何でもスイカはない?聞き違いかしら?) 私達の丼には「ナスです」と生のナスをサービス(?)で入れてくれました。(あー 正直に打つと ナスは冒険しすぎだと感じました^^;)
駆け込みで 今まで やってみたかったけどできなかったアレコレをやってる 風でした。
あ、肝心のラーメンの感想が__
美味しかった。スープはエビのだしがきいてて 淡白なんだけどコクがあります。煮豚は1cm程の 厚めのロールタイプ。ほろり と崩れる軟らかさ。麺は 私は太麺を頼みましたが 細麺の方が合う、かな?
いや、ただの通りすがりでしたが、寄ってみて良かった。
大将、奥さん、どうぞお元気で。
1時半に「スープなくなりました」と閉店。/私達はぎりぎり食べられた 終りから数えて11番目と12番目 でありました・・・。
(写真は スープがなくなりました のお断りを貼り、暖簾を外した 味壷)