limited express NANKI-1号の独り言

折々の話題や国内外の出来事・自身の過去について、語り綴ります。
たまに、写真も掲載中。本日、天気晴朗ナレドモ波高シ

哀れな「中華思想」の末路

2017年02月05日 18時01分13秒 | 日記
「魚釣島は、歴史的に見ても中国固有の領土である」マティス国防長官の「尖閣認識」に対して、中国外務省が発表した文言は、従来と変わらぬ「哀れな中華思想」を反映したものになった。日本にしてみれば「アホか!」と受け取られるに過ぎない事だが、中国は「大真面目で声高に言い放つ」のだから、始末に負えない。歴代の中国の諸王朝は、支配地域の範囲の拡大と縮小を繰り返してきたものの、東は朝鮮半島、西は新疆ウイグル自治区周辺、南はベトナム、北はモンゴルまでの広大な版図を誇っていた。時代によっては、ベトナムやチベットや新疆ウイグル自治区周辺に直接支配が及ばなかったこともあるが、かつて支配していた地域は「中華帝国の一部」と言う哀れな「妄想」を今もって捨てることが出来ない。故に、尖閣諸島も沖縄県も「中華帝国の一部」と見なすのだ。沖縄に関しては、冊封を通じての「間接支配」だったので、あまり大きな声では日本に対して「領有権」を主張しないが、ベトナムについては、直轄地だった時代が長かったことや、冊封を通じての間接支配で「威令が及んでいた」との妙な認識が強く、南シナ海の「領有権」を強引に主張するのである。領海やEEZの範囲を大幅に逸脱した「中華思想に基づく独自の解釈」と「力による実効支配」で覇権を握ろうとする中国の「時代錯誤」には、ただただ呆れかえるしかないが、南シナ海周辺国は、国際的にも認められた「独立国」であり、中国の冊封を受けている訳ではない。「中華思想」に囚われて強引に自国の権益のみを主張する中国の姿勢は、国際社会からも非難されているが、中国人の頭の中にある「中華帝国主義」が消え去らない限り中国政府の強硬姿勢は変わらないだろう。いずれは、中国人も思い知ることになるとは思うが、そう遠くない未来に中国経済が破綻し、少数民族やチベットとの「内戦」が始まったならば、中国大陸は四分五裂になり、大国としての「威厳」も一切を失うと言う現実を直視できるだろうか?まあ、そうなった場合、富裕層は一斉に国外へ逃亡を企てるだろうし、外国企業が手を引いた経済の再建は「絶望的」になる。マティス国防長官が刃の切先を突き付けている内に、南シナ海から手を引けばいいが、公海上の航行の自由を制限する様な暴挙に出れば「三千年の歴史」と共に中国は葬り去られる事になる。今でこそアメリカ帝国のジョーカー総統の「標的」にならずに済んではいるが、総統の最終目標は「最大の貿易赤字国 中国」への殴り込みである。メキシコに対して「軍を派遣する」と息巻く総統が、中国を今のまま放っておくはずはないし、メキシコや日本に対する姿勢より更に「強硬に声高に取引・譲歩を迫る」のは時間の問題だ。半年後、総統がまだアメリカ帝国を率いているとしたら、アメリカ帝国主導の「中国海上封鎖作戦」は現実味をおびるだけでなく、力と力の勝負(つまりは戦争と言うこと)に発展する事は間違いない。そうなったとしたら「中華帝国思想」が中国の「息の根を止める」と言う皮肉な結末が訪れるだろう。

「マティス」レポートが何をもたらすのか?

2017年02月05日 00時34分40秒 | 日記
朝鮮半島の情勢が怪しくなって来ている。ド腐れ国の韓国は「ドロ沼のお家騒動」から抜け出せず、政治も経済も壊滅状態。対する北朝鮮は、ICBMの発射をチラつかせながら、3代目が「側近の粛清」に明け暮れている。北も南も「お先真っ暗」状態の朝鮮半島が、何処へ漂着するのか定かでない中「狂犬マティス国防長官」は、何をアメリカ帝国へ持ち帰って、ジョーカー総統に物申すのだろうか?マティス氏は、親衛隊の中でも「総統に物申せる」数少ない人物だそうだが、対中国・対北朝鮮政策についてどの様な「構図」を描いているのだろうか?日米韓の3か国が連携行動を取れなければ、北の3代目「金正恩」の危険な野望を未然に打ち砕く事は、かなり難しくなる。ICBMがアメリカ帝国に降ってくることは、総統にしても「絶対に回避しなくてはならない」はず。韓国に「迎撃ミサイルシステム」を配備するのは、必然性があるし配備せねば「東アジア全体の安全バランス」を崩しかねないのだから、今回、韓国側に「配備を認めさせた」意味は大きい。アメリカ帝国の安全にも関わる重要事項なのだから、合意を取り付けた事はアメリカ帝国としては「ひとまずは安心」だろう。ただ、性根の腐りきったド腐れ国の事なので、お得意の「卓袱台返し」がある可能性は否定できない。朴槿恵の後任候補は、いずれも「迎撃ミサイルシステム」について否定的だ。日韓の防衛協定すら「破棄すべきだ!」と勝手に吠えまくっている。現在のところ、総統の頭の中に「韓国」の2文字は描かれてはいないが、あまりにも「お家騒動」が長引き、アメリカ帝国の意向に背きかねない政権が出来たならば、在韓米軍に関して「なんらかの取引」をチラつかせて譲歩なり、口封じにかかる事態になるだろう。それまでの間、「東アジア全体の安全バランス」を担うのは必然的に日本と言う話になる。日米の同盟が「尖閣諸島有事の際にも適応される」と確認されたことは、アメリカ帝国も中国に対して「力づくの勢力拡大は認めない」との強いメッセージと刃の切先を突き付けて「南も同じだ!」と宣言したに等しい。性根の腐りきったド腐れ国が、これ以上中国に「接近」するのをけん制する意味も含まれていたと思う。中韓接近は、経済的な理由が主たる所以だが、地域全般情勢から見れば「過剰な接近」は好ましくはない。理由はどうあれ、北の3代目「金正恩」を間接的に支援してしまうからだ。金正恩にお灸をすえる役目は、中国がやらなくてならないのだが、肝心の中国も金正恩「我がまま」にいい加減付き合いきれなくなったのか「放任状態」になりつつある。これは、別の意味で危険な兆候で、場合によっては「南北共倒れ」を待って朝鮮半島の「属国化」を中国は狙っているのかも知れない。突飛な考えかも知れないが、まったく「ありえない」話ではない。明治の世まで「朝鮮李王朝」は、清国の属国だったのだし、もっと時間を遡れば「直接統治下」にあった時代もあるし、歴代中華王朝に対して「冊封」されて朝鮮半島は統治されていたのだから、歴史的にも地理的にも中韓接近は「必然性」があるのだ。いずれにしても、マティス氏の報告はジョーカー総統の頭の中に「正しい認識」を植え付ける一助になるだろう。総統が次に打つ手は「日米首脳会談」で明らかになるだろうが、対北朝鮮対中国政策で「日本の役割」が重要視される事は間違いないだろう。ただ、哀れを味わってしまっただけの翁長沖縄県知事のアメリカ帝国行脚には、何もコメントのしようがない。空振り・空回りだけに終始しただけでなく、税金の無駄遣いにしかならなかっのだから。