limited express NANKI-1号の独り言

折々の話題や国内外の出来事・自身の過去について、語り綴ります。
たまに、写真も掲載中。本日、天気晴朗ナレドモ波高シ

公人たる者

2017年02月10日 16時49分38秒 | 日記
公の人、いわゆる「公人」たるもの、中立かつ公正でなくてはならないのが、世界の常識。されどアメリカ帝国ではこうした「世界的ルール」すら通用しないらしい。帝国総統の発言は、日に日に常軌を逸してきている。「合衆国」簒奪後のジョーカー総統の数々の発言・ツイートの中でも、下記の内容は特に酷い。
ジョーカー総統は8日、百貨店大手ノードストロムが、長女イバンカさん(35)が手掛けるファッションブランド「イバンカ・ジョーカー」の取り扱い停止を決めたことについて「イバンカはノードストロムに大変不当に扱われている。ひどい!」とツイッターに書き込み、同社の決定を批判した。総統はこれまでも製造業の国外への生産移転を批判するなど、民間企業の経営に異例の介入を続けてきた。しかし今回の言動は、家族のビジネスのために総統の立場を利用しているとの非難を招いており、野党・民主党からは「全てにおいてふさわしくない総統だ」(ペロシ下院院内総務)との声が上がっている。 ノードストロムは先週、同ブランドの販売状況を踏まえ、今シーズンは商品を仕入れないと表明。背景には、ジョーカー一家に関わる商品を対象とした全米規模の不買運動が影響しているとの指摘もある。総統は「彼女は素晴らしい人間だ。いつも私が正しいことを行うよう後押ししてくれている」ともつづり、イバンカをかばった。

こういう事を日本語で「公私混同」と申しますが、英語に訳すとどうなるのですかね。この問題には、まだ続きがありまして、

米総統の上級顧問のケリーアン・コンウェイ氏が9日、ジョーカー総統の長女イバンカが手掛けるアパレルブランド「イバンカ・ジョーカー」の購入を呼び掛けた。これに対し、共和党幹部からも強い批判が出ている。連邦政府の倫理規定は、行政機関の職員がある商品を支援するためや知人の個人的利益のためにその地位を利用することを禁じている。この問題は、同ブランドの衣料品を扱わないことを決めた米百貨店ノードストローム<JWN.N>について、ジョーカー総統が8日のツイッターで批判したのが発端。コンウェイ氏はフォックス・ニュースのインタビューで「イバンカの商品を買いに行ってほしい」「私もきょう、何か買ってこようと思う」などと述べ、購入を呼び掛けた。ノードストロームは今回の決定について、販売低迷が理由だと説明している。AP通信によると、下院監視・政府改革委員会のチェイフェッツ委員長(共和党)は、コンウェイ氏の購入呼び掛けについて「明らかに一線を越え、受け入れられない」と非難。同委員長のスポークスマンもこの発言を確認した。

生放送のインタビューの中で、親衛隊を使っての「販売攻勢」を仕掛けるとは、オドロキを通り越して「呆れかえる」しかない。与党共和党と総統との間も決して「芳しいものではない」だけに、党内に更なる「亀裂」や「アレルギー」を生み出す根源になり、議会運営にも暗雲が垂れ込めたのは間違いあるまい。そもそも、党内は「一枚岩」ではなく選挙戦争後の「分断」を引きずったままの状態のはず。政権側と非政権側の融和を進めなくては、総統命令の実施すら危うくなるだけでなく、議会内での「造反」を招きかねないはず。こんな「家族サービス」に総統の地位を利用する。加えて親衛隊も擁護に回るとは「前代未聞の公私混同」だ。総統閣下は、ご自分の立場を親衛隊諸氏は自分の保身を考えた方がいい。それにしても、アメリカ帝国国民は、何故こんな「厄介者」を総統に選んだのだろうか?日本にも「鳩山由紀夫」と言う愚か者が居たが、それ以上に酷いのは承知するとして、国民が何故、総統の暴走を非難しないのかが不思議でたまらない。ありもしない玉虫色の箱を掲げて「代案はある!」「最低でも県外!」と叫んだ鳩山由紀夫は、鉄槌を下されたし国民を失望と絶望の淵へ追い落とした。これと同じような事を平然とやっている総統が、何故権勢を維持できるのかが不可思議だ。誰かが教えなくてはなるまい「帝国総統の発言は軽々しくすべきではない」と。反対派・反勢力は、この機会を逃さずに攻勢を強めて欲しい。出来れば「政権打倒」を望みたい。ジョーカー総統は「国家元首に相応しくない」と全世界に訴えて欲しい。「この男有害につき禁固2億年」のレッテルを貼り付けてもいい。帝国の迷走と総統の暴走で、世界中が混乱するのはここらで「終わり」にしてもらいたい。

憲法は死んでいなかった

2017年02月10日 09時52分24秒 | 日記
2016年2月9日報道

総統の裁判所批判、司法の独立脅かす恐れ 批判の声も
アメリカ帝国のジョーカー総統が、総統令の即時停止を命じた仮処分をめぐって裁判所への批判を強めていることに対し、新たに連邦最高裁判所の判事に指名された人が「失望した」と述べたと伝えられるなど、司法の独立が脅かされていると懸念する声が上がっている。総統が7か国の人の入国を一時的に禁止することなどを命じた総統令について、西部ワシントン州にある連邦地方裁判所は即時停止を命じる仮処分の決定を出し、総統・親衛隊から不服の申し立てを受けた連邦控訴裁判所は、今週中にも判断を示すとみられている。
これについてジョーカー総統は、首都ワシントンで8日、警察官の会議で演説した際、「国家の安全のためなら入国の停止や制限など何をしてもよい。君たち警察官は理解しているはずだ」と述べ、総統令を正当化しつつ、同意を求めた。
そして、「裁判所はかなり政治的なようだ。裁判所が正しいことを行うのが司法制度にとって重要だ」と述べ、連邦控訴裁判所は仮処分を取り消すべきだという考えを改めて強調した。これに対し、総統が連邦最高裁判所の判事に指名した保守派のゴーサッチ氏が「ジョーカー総統の発言はやる気をなくさせ、失望した」と述べたと有力紙ニューヨーク・タイムズが伝えた。総統が裁判所への批判を強めていることについて、アメリカメディアは司法の独立が脅かされているなどと批判的に伝えている。
そして、本日の速報

米入国禁止の総統令、総統・親衛隊側の不服退ける 連邦控訴裁

難民や中東・アフリカの7カ国の国民の入国を一時禁止した米総統令をめぐり、連邦第9控訴裁(カリフォルニア州)は9日、効力停止を維持する決定をした。効力停止を命じた連邦地裁の判断を支持し、ジョーカー総統・親衛隊側の不服を退けた。総統はさらに争う姿勢だが、鳴り物入りで導入した看板政策について、司法が改めてストップをかけた形となった。

アメリカ帝国を「我が物と勘違い」している総統に対して、司法は強烈な「アッパーカット」をお見舞いした形だ。総統は最後(連邦最高裁)まで戦う構えをくずしてはいないが、やはり「総統と言えども憲法は超えられず」になる公算が高くなった。簒奪後に、電光石火で署名をした18の「総統命令」の中には、今回のような結末を迎えそうな「命令」もあり、(例えば「ジョーカーの長城」のように予算的な裏付けがないものは、議会で否決される公算)「憲法を盾に」総統の暴走を制御する動きや、反対派には勢いを与える結果となった。総統のツイートはどうでるだろうか?