3時になっちゃったので急いでお帰りの支度しておかーさんが行きたかったところに向かった。
おかーさんはお城が大好き。立派なお城でなくても、石垣だけのところも好き。
向かった先は戦国武将が形勢不利になり、立てこもるつもりで不便な地を選び逃げ込めるように作った山城。
500年もたってしまった山城は、ひたすら砂利道を上り、その先は落ち葉を敷き詰めた山道を登る、登る、のぼる・・・
小半時登ってもせいぜい土塁くらいで、城跡らしきものはなく、日は落ちそうになってきたし空も雨もよい。
どちらからとなく、「あと少しでもう戻ろう」と言ってほーんと3歩歩いて角を曲がったら・・・
「本丸御殿(オトイレ^^)だーーー!」
石垣より土塁より、一番見つけたかったもの^^
小広い公園のように広がったその場所が、まさに史跡公園で、「やったーたどりついたー」
そしておトイレを済まし、帰りの道を探すと、目の前にダイレクトな急階段が・・・(推定4-500段)
手すりもない急な石段のその先には、奇跡のように乗り捨てた愛車がいた!
身体を横にして一段一段踏みしめて降りるも、やっと一つ目の踊り場につき一息ついて振り返ると、今降りてきた階段が圧倒的ない圧力でのしかかってきた。
下を見下ろすと、あと2/3?・・・
泣き言を言っている暇はない、空は樹に隠れて見えないけれど、暮れなずんだ薄闇が塞そくとと寒さを届けてくる。
急がないと暗くなる。足元気を付けて、より慎重に一段一段下って行った。
やっと二つ目の踊り場についたとき、おかーさんが右側に伸びた落ち葉の巻き道を見つけた。
車も階段のやや右、「こっちから降りたら楽かも。さっき登った時の分かれ道だから」
確かに。疲れた足に薄闇の垂れこめたあの急階段のあと1/3はきついしアブナイ。
「でも遠いいんじゃない?」
ばーちゃんの言葉に、有無を言わさず。「危ないよりいい!」
さっさと右の巻き道に入っていった。
落ち葉のフカフカなその道は、人の通りが少ないようで、靴が埋まるほどのフカフカ道、なんだか少しずつ登っているような・・・
そして下に見えていた車が左へ左へと下がっていき木々に隠れて見えなくなった。
文句を言うのもうんざりな緩い勾配が終わったころ、やっと下りの分かれ道が現れ、はるか下のほうに車が見えた。
「やっぱり登っていたんだ。さあ早く車まで帰ろう。」
つるべ落としの秋の夕やみに追いかけられて車についたときにはもうかなりの薄闇。
「スタートが遅かったからね。さ、早くおうちに帰ろう。黄色とにゃんが待ってるよ^^」
おかーさんはお城が大好き。立派なお城でなくても、石垣だけのところも好き。
向かった先は戦国武将が形勢不利になり、立てこもるつもりで不便な地を選び逃げ込めるように作った山城。
500年もたってしまった山城は、ひたすら砂利道を上り、その先は落ち葉を敷き詰めた山道を登る、登る、のぼる・・・
小半時登ってもせいぜい土塁くらいで、城跡らしきものはなく、日は落ちそうになってきたし空も雨もよい。
どちらからとなく、「あと少しでもう戻ろう」と言ってほーんと3歩歩いて角を曲がったら・・・
「本丸御殿(オトイレ^^)だーーー!」
石垣より土塁より、一番見つけたかったもの^^
小広い公園のように広がったその場所が、まさに史跡公園で、「やったーたどりついたー」
そしておトイレを済まし、帰りの道を探すと、目の前にダイレクトな急階段が・・・(推定4-500段)
手すりもない急な石段のその先には、奇跡のように乗り捨てた愛車がいた!
身体を横にして一段一段踏みしめて降りるも、やっと一つ目の踊り場につき一息ついて振り返ると、今降りてきた階段が圧倒的ない圧力でのしかかってきた。
下を見下ろすと、あと2/3?・・・
泣き言を言っている暇はない、空は樹に隠れて見えないけれど、暮れなずんだ薄闇が塞そくとと寒さを届けてくる。
急がないと暗くなる。足元気を付けて、より慎重に一段一段下って行った。
やっと二つ目の踊り場についたとき、おかーさんが右側に伸びた落ち葉の巻き道を見つけた。
車も階段のやや右、「こっちから降りたら楽かも。さっき登った時の分かれ道だから」
確かに。疲れた足に薄闇の垂れこめたあの急階段のあと1/3はきついしアブナイ。
「でも遠いいんじゃない?」
ばーちゃんの言葉に、有無を言わさず。「危ないよりいい!」
さっさと右の巻き道に入っていった。
落ち葉のフカフカなその道は、人の通りが少ないようで、靴が埋まるほどのフカフカ道、なんだか少しずつ登っているような・・・
そして下に見えていた車が左へ左へと下がっていき木々に隠れて見えなくなった。
文句を言うのもうんざりな緩い勾配が終わったころ、やっと下りの分かれ道が現れ、はるか下のほうに車が見えた。
「やっぱり登っていたんだ。さあ早く車まで帰ろう。」
つるべ落としの秋の夕やみに追いかけられて車についたときにはもうかなりの薄闇。
「スタートが遅かったからね。さ、早くおうちに帰ろう。黄色とにゃんが待ってるよ^^」