最近のばーちゃん、夜寝るとき、にゃんがどこに居ても、
「にゃん、遅くなっちゃってごめん。そろそろねんねしよ^^。」
そう言って、お布団の端っこ開けてくれて、にゃんが腕枕でねんねすると、ばーちゃん自分のお膝をとんとんしながら子守歌を歌ってくれるのにゃ。
これはにゃんが生きていた時からズ~~~っと続いている《儀式》みたいなもの^^。
大体20~30回トントンでばーちゃんスヤスヤ。
いっつも思うんだけど、早寝の天才。電車の中でも道端のベンチでも、石段に腰かけてても、「ねむい!。」って言ったらすぐすやすやのひとだからにゃ^^。
そして、遅寝だから遅起き><。
でも、寝起きはよくって、すっとお目目を覚ますと、
「にゃんおはよ。・・・ばーちゃん今日もお目目が覚めた^^。」
この言い方は、ばーちゃんの身内の人は、兄弟はみな健全に生きているけど、おじさんやおばさんや従弟たちが割と短命で、気が付くと夜中に死んじゃってたみたいだからなのにゃ・・・。
ばーちゃんも、心臓が悪いし、お薬いっぱい飲んでるから、知らないうちに夜中に死んじゃって朝が来ないかもってず~~っと思っているんだって。
だから、朝お目目が覚めると、
『ああ、今日もお目目が覚めたんだ。』って思うんだって。
にゃんは死ぬ前は、ほとんど意識がなくなって、いつ死んだんだか覚えてなくってわかんなかったにゃ^^。
だけど、火葬されてすご~く身軽になった時、ばーちゃんとのお約束を思い出して、急いでピュッとおうちに帰って来て、すぐにばーちゃんの背後霊になったんだよ。
にゃんは今のにゃんの立場、すんご~く気に入ってるのにゃ。
まだまだばーちゃんと一緒に、「にゃんねんねしよ」ってお布団に入れてもらって朝、「にゃん、おはよ」って一緒に起きるのが好き^^。
もうちょっと頑張って今のままで居てよにゃ。