今回受け持ち利用者様の引継ぎを行う過程で
非常に感じたのがこのことでした。
定年退職=大義名分だと思っていたので
長年ご苦労様でした。
と送り出してもらえるとばかり
考えていたのですが、
「なんで再雇用で働かないの?」
「辞めてなにするの?」
「次はどこへ行くか決めてるの?」
「せっかく頑張ってたのにもったいない」
こんな反応ばかりで時代を反映しているなぁと
改めて思った次第です
年金の満額受け取りが65歳ということ
年金の納付も65歳までになりそうなこと
老後資金がいくらあっても不安なことで
今の世の中多くの方が65歳がひと区切りという風に
思考がなっているのかもしれませんね。
私は働くことが大好きでした。
というより働いている自分が好きで、なんなら働かない自分には
価値がないとさえ思うほど仕事優先で生きてきました。
でも最近は働いていることが色々と人生を楽しむことの
足かせになっていることに気づいてきました。
土日連続で予定を入れると翌週からしんどいから
体力温存ありきの「遊び」になっていたし、もちろん時間も
早めに切り上げるのが鉄則で、まぁそれだけ体力が落ちているのを
自覚していたのかもしれません。
もちろん今すぐ辞めないといけない理由はないので
来年でも再来年でも良かったんです。
ただ、60過ぎてもお金を稼ぐことに縛られるのは嫌だなと
それによって得られたであろう経験や知識や感動やゆとりが
手に入らないまま気が付いたら老いていた・・・
なんてことになってしまうと悲しいですもんね。
ちょうど良い潮時だと思います。
ある統計で日本人は貯金を切り崩すことが苦手という
データが出ていました。
分かるけど人生の大事な時期に使わないともったいない
ねぇ、そう思いませんか?
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