子どもが育まれる地域のために

2018-07-17 00:09:55 | 活動報告
7月15日。
群馬県社会福祉総合総合センターで開催された『こども食堂ネットワークぐんま設立大会』に参加させていただきました。



子どもの孤食を防ぐ一助になり、また、子どもを通じて希薄になりがちな地域の交流を深める存在になりうる『こども食堂』の輪が、今、全国各地で同時多発的に拡がりつつあります。
来賓の群馬県教育長も、家庭と学校の中間に位置する『こども食堂』の存在意義を高く評価されていました。

真後ろの席には、堀越けいにん衆院議員のお姿も。
久しぶりにゆっくりお話をさせていただきましたが、かつて一緒に演説をしてまわった頃と何ら変わらず、国民目線で情熱的なところは健在でした。

本会の代表に就任された丸茂ひろみ先生もやはり情熱的な方で、高崎市新町で『まんまるこども食事会』を運営なさっています。
先日、先生のご好意で食事会にお邪魔しましたが、そこには子どもや親御さん、ボランティアの皆さんの笑顔があふれていました。
こういった民間の取り組みに対して、行政はただ黙って傍観している手はないと考えます。

冒頭でご挨拶される丸茂先生です。



この日を迎えるまでの並々ならぬご苦労を想うと、本当に頭が下がります。

ご講演くださった湯浅誠教授は、障がいのあるお兄様と共に過ごされた経験を通して、いわゆるバリアのない世の中をつくらねばと今のお仕事に情熱を注がれるようになったそうです。



パワーポイントの画面の左側の人物は、元サッカー日本代表監督の「岡ちゃん」こと岡田監督。彼もまた、湯浅先生のアドバイスを受けながら『こども食堂』を立ち上げようと準備中です。



あの吉本興業の大崎社長も、すでに『こども食堂』を運営なさっていると伺って驚きました。



そして、群馬県内で『こども食堂』を運営なさっているお三方からは、始めたきっかけや運営形態、地域との交流の事例や魅力などがリアルに語られました。



とても貴重なお話でした。
「私も始めたい」
会場には、そう思われた方もいらっしゃったのでは?

去る6月22日、丸茂先生のご好意で『まんまる食事会』に参加させていただきました。



現場に出向いてこそ!
それが私の信条です。
会場は、やはり丸茂先生が経営されている新町デイサービスセンター。



丸茂先生は、子どもの居場所づくりだけではなく、高齢者の居場所づくりにも貢献されている凄い方です。

準備は、ボランティアの皆さんがサポートして、子どもたちがお手伝いします。



この日の献立は、ミートソーススパゲティ、トマトとキュウリ、フルーツポンチでした。



皆さんと一緒だったからでしょうか... 格別に美味しかったです。
遠慮するつもりでいましたが、我慢できずミートソーススパゲティのおかわりを山盛りで!



高崎市新町では、フルーツポンチにソーダを投入するのが当たり前。



ちょっとしたカルチャーショックです(笑)

食堂の家庭的な雰囲気と、大勢のお子さんや親御さん、ボランティアの皆さんの笑顔がとても印象的でした。
この笑顔を守りたいと素直に思いましたが、この気持ちを忘れずにこれからも大事にしていこうと思います。

押しかけた私に挨拶までさせていただいて、丸茂先生のお心遣いに感謝です!