北の大地で防災について考える

2018-07-18 12:12:29 | 議会報告
高崎市議会建設水道常任委員会の行政視察で北海道に行ってきました。
7月12日は、うるち米生産の北限である士別市の河川防災ステーションを視察させていただきました。



外観は、こんな感じです。



洪水など万が一の災害が起こったときに、防災・復旧活動の拠点として利用される施設で、少しでも被害を小さくできるよう、必要な資材などをあらかじめ保管・管理しておくほか、地域に暮らす方々の避難場所としても利用されます。

資料を使ってざっとご説明いただき、そのあと施設内外を案内していただきました。



シャワールームがあったり、救護室があったり、



断水時のために、水を貯めておく設備が導入されていたり、



河川の氾濫を防ぐための機材などが保管されていたり、



防災食や防災グッズなども備蓄されていたりしました。







施設の隣には道北最大のサッカーグランドがあります。



とても多くの利用があるそうですが、普段はこういった利用者に対して防災ステーションを開放しています。
ハコモノをただ遊ばせておくだけではなくて、市民に開放して有効活用し、市民にとって身近な存在として認識される... そんな仕組みに魅力を感じました。

西日本では記録的な豪雨で大変な災害に見舞われました。
お亡くなりにならなれ方に対して、心からお悔やみ申し上げるとともに、すべての被災者の方にお見舞いを申し上げます。

特別な思いで今回の視察に臨みましたが、改めて災害に対する本気の備えが必要であると実感しました。

視察を終えたあと『羊と雲の丘』という牧場に立ち寄りました。



展望台からは、士別市の街並みが見渡せます。



ほんのひとときでしたが、果てしない大空と広い大地のその中に身を委ねることが出来ました。





牧場で見つけた羊の人形です。



二人の娘のお土産にしました。