“坂の上の雲”

登っていく坂の上の青い天に、もし一朶の白い雲が
輝いていてもいなくても、また坂を登っていきます。

山の本

2022-05-28 | 四方山話

今日は天気の予報がよくないので、山に居ない週末を過ごしています。

朝から家に居ることは珍しく、せっかくなのでMotoさんからお借りした

山に関係する本のご紹介をさせていただきます。

 

ご紹介

山の本[白山書房] 2022春 №119 特集=私の捨てられない山道具

 

増えすぎた山の道具の置き場所が無くなって、奥さんに叱られるダンナ

の姿はいずこも一緒のようです。

 イマドキ日本動物紀29では、最近、野生動物たちに多く見られる

「疥癬症(かいせんしょう)」を取り上げています。小さいヒゼンダニという

ダニがタヌキなどの皮膚に深く潜り込み、痒くてかくために毛がすべて

抜け落ちてしまい、最後は死に至るという可哀そうな病気が増えている

とのこと。これもゴミ、環境問題に起因しているらしいです。

 

1950~60年代、大学山岳部のシゴキに関する紀行文は、昔の大学部活

に共通することなので、隔世の感を覚えずにはおれません。

(ときには厳しさも必要なんでしょうけれど)

 

空の名前[光琳社出版] 写真・文 高橋健司

 

山を歩いていると、自然の造形美は「人間が作り出したものの

原点はすべて自然の中にある」と思う瞬間が度々あります。

四季折々、季節変化の激しい日本は、人が顔を合わせると挨拶の

後に必ずお天気の話をするというのが当たり前の国です。(砂漠の

国では天気の話題などしないらしい)

空の雲の様子を観察して、「雨が降る」とか「虹が出るね」なんて

話している日本という国は本当に素晴らしいと思います。

歳をとるということは、その感性が解せるようになるということ

なんですね。

その坂の上の雲の名前をご存じでしたか?

 

ヒグマ・ノート ヒグマの会

 

はい、このノートの話題は次の『羆のお話し⑭』で取り上げますね。

必見

 

 

 

 

 


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
おすすめ (ナジャ)
2022-05-31 15:37:14
山の本ではないですが、乃南アサの「チーム・オベリベリ」おすすめです。
十勝開拓の晩成社をモデルにしたフィクションですが、今の私たちの暮らしは、先人の途方もない苦労の積み重ねの上にあると実感します。
これから知床舞台の「地のはてから」も読んでみます。
人に勧めておいてまた内容を忘れるかもしれませんが・・
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( ̄▽ ̄)ゞラジャ! (Toshi)
2022-06-01 12:32:36
ナジャさん

有り難うございます。
以前にご紹介いただいた『静かな大地』も良書でした。
https://blog.goo.ne.jp/oborozuki89/e/0f4479b6add941bfa982e01544583c01
>乃南アサの「チーム・オベリベリ」おすすめです。

是非読んでみたいと思います!
返信する

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