昨日の7月12日(金)から続く山旅は、いよいよ今日13日(土)から登山開始です
富山県から始まる今回の北アルプス初日は「薬師岳(2,926m)」~太郎平小屋天場(泊)までの行程です
北アルプス、立山連峰の秀峰「薬師岳」頂上で
早朝5:00JR富山駅発「折立」行きバスに乗り込みました
出発して2時間で折立ヒュッテに到着です。
バスでの移動中、楽人憧れの富山立山連峰の景色は低い雲に覆われてまったく見えず
ただ、梅雨の谷間は雲の流れが早く、時折陽が注し込む様子には雲上人になれる雰囲気もあり..
それにしても、折立までの谷の合間を縫って走るバス道路は、切り立った断崖上にいくつも狭い場所があり、谷側の席から見下ろすと〇玉が縮みそうです
北海道にはここまで高度感を感じるバスルートなどなく、地に足が付いていない分むしろ登山より怖く、恐ろしい・・
高所恐怖症でもないToshiであってもこの時点でもう汗かきモードです
登山口の一般駐車場は悪天予報にもかかわらずほぼ満車状態、これでも少ない方なのか?
■7:45 折立ヒュッテ
雲が上るのを期待していよいよ登山開始です。
暫くすると樹林帯を抜け、背後に有峰湖(ダム湖)の景色が広がってきます
雲の先は日本海だろうと思うけど雲海状態で遠望はきかない。
行く先の景色は曇りなので、納めてきた画像はどうしても背後の眺めばかり。
まあ、今回ここには戻ってこないのでそれは良しでしょう
Akkiさん、いつでもどこでもジップシャツと短パン一枚の姿(これがトレードマーク!)あ、日本手ぬぐいもかな?
姿は昨年の北アルプス表銀座ルートのときと一緒だけど、今年はだいぶ気温が低く7月とは思われません・・・
Toshiは、昨年の反省から荷物を極力軽くするようにしました。
テントやシュラフは減らせないけど衣類は必要最小限、ズボンは1枚きり
もともと汗が少ないToshiは“これで良いのだ”とAkkiさんの装備をみて学びました
水もアルプスの山々には小屋が点在するため夏場の日高山脈山中泊時の3分の1でOK
そして食事も行動食を含めてドライなものばかり、
その中でもカレーメシが今回からの最大の武器、活躍しています
高曇り天気にガスが上ったり下がったり・・を繰り返し、ようやく「薬師岳」を仰ぎ見るところまで来ました
太郎平小屋も確認できます。
「薬師岳」現れたと思ったらまたガスが押し寄せて・・・
■11:05 太郎平小屋‐たろうだいらごや‐(標高2,328m)
太郎平小屋ではしばし景色を写真に収めますが、
本日のテン場はここから凡そ900m先なので写真をいくつか撮ってスルーしていきます。
背後の左に水晶岳、そこから続く稜線がここまでは良く見えます
姿の美しい水晶岳はアップで
と、ここまでが北アルプス縦走の報告に相応しい画像で、その後は遠望が効かない写真ばかり・・残念です。
はい、まずはテン場確保と昼食です
■11:35 薬師峠テン場
天気予報が良ければまだまだ色とりどりのテントの花が咲くテン場もこの日は宿泊客が少ないまま・・
準備完了で薬師峠から先に向かいます。
先はまだ長いでぇ~未踏の山を極めるためには
薬師平を越えると雪渓が多くなってきて気温も低くなってきました。
そうそう、テン場からはほぼ空荷に近いサブザックで登っているので疲れは一気に軽減されています
薬師岳山荘を越え、標高はこの辺りでもう2,750mです。
はい、もう少しで薬師岳の肩、避難小屋が見えています
だけど到着した途端辺りは視界不良、
ときよりガスが覆うと寒くなるのでToshiは既にフリース着用・・なのにAkkiさんは相変わらず半袖・短パン元気過ぎです
というか人によって体感温度が違うとしても、この3日間、気温13度前後の中でも雨以外の行程ではすべて短パンで通しています。
薬師のポーズで心眼を授けてもらえるかな?
呪文は確か...“おんころころせんだりまとうぎそわか”、だったはず
そんなものを唱えても、見えないものは見えない
でも、時よりガスは切れる・・・
アップダウンが少なく短い稜線歩きの末、薬師岳とぉ~ちゃこです。
■14:05 薬師岳(2,926m) 頂上
富山県富山市の南東部、ここは飛騨山脈、立山連峰の主峰「薬師岳」頂上にあるお社です
暫く辺りをうろついてもガスは抜けません。
心眼だけで通して設営の終わったテン場まで下降していきます。
下りでも通る薬師岳山荘(2,693m)もコンパクトでよい山小屋でした
テン場はもうすぐ下その先に続く登山道は太郎平から太郎山へと続いています。
はい、
この日の登山報告はここまで
明日は黒部五郎岳に向かうけど、天気予報は「雨」
はたして予報がハズレますように
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