“坂の上の雲”

登っていく坂の上の青い天に、もし一朶の白い雲が
輝いていてもいなくても、また坂を登っていきます。

24/03/09『恵岱岳BC』

2024-03-09 | バックカントリー

3月に入り、日本海側に晴れマークか出始めたことを受けてやってきたのは、

昨年は道道の閉鎖で登れなかった北竜町の山恵岱岳-えたいだけ-(1,060m)

山スキー&山ボードです

 

暑寒別岳から流れる恵岱別川の対岸に「信砂岳(927m)」の東に延びる稜線を眺めて

 

恵岱岳は、北空知の雨竜町と北竜町の境にあり、増毛町とも隣接する

増毛山地の東に位置する山です

 

昨年、残雪期に登った「暑寒別岳(1,491m)」の頂上から東の方向を見下ろすと、

そこには雨竜沼湿原(標高およそ850m)が広がっています。

恵岱岳は、その湿原の北側に眺められるちょっと変わった1,000m峰です

 

昨年(2023)5月13日、暑寒別岳頂上から見下ろす東方の景色に「恵岱岳」(Toshiの頭の上あたり)あり

 

どう変わっているかというと、雨竜沼湿原側からみると「山とも言えない、小高い平原の延長」

程度にしか見えないのに、北東側から仰ぎ見ると、

壁のように立ちはだかって存在感ある山、それが「恵岱岳」です(8:00、峠の途中で車を降りて撮影

 

増毛に向かう道道増毛稲田線の上り口(標高およそ330m地点)からスタート

 

スタートから2.5kmはまったく標高を稼げない恵岱別川沿いの林道歩き・・

 

途中からは、いったん上げた標高を下げて川へ降り、標高280mの地点からが本格的な登りとなる

 

まだまだ雪はたっぷりとあってスノーブリッジは強固です

 

今朝の気温は雨竜の途中でマイナス15℃、安定して寒いので雪崩の心配はなさそう

 

しかし、緩むと危険なルートは適時判断して回避せねば・・です

 

10年も前は、よっぽど物好きな登山者以外に入山者の居なかった恵岱岳・・

 

今では、大阪ナンバーの車も見かけて先行者は10人以上

 

お陰で、雪漕ぎい・ら・ずで助かります(すでに頂上の北側に延びる雪庇が間近に

 

しかし、雪漕ぎも山ボードの楽しみの一つなので、できればひっそりとした山であり続けて欲しかった

 

最近は、スプリットボードが7割を超えて、(Toshiの観察では・・)

 

重たいボードを背負って登る山ボーダーは近く“化石”になるかもね?

 

早朝の天気が怪しくなり..、上空には雲が立ち込めてきました

 

頂上直下の登りはスキーでも大変そうです

 

はい、ピークが分かりづらい恵岱岳頂上にと~うちゃこ

 

前面は切れ落ちていて、背中は平原に近いフラットなピークです

 

三脚を持ち上げると高度感を伝えられるかなぁ~

 

ま、これだけ眺められれば大満足です

 

それでは、下りはいつものショボ動画

BGMは、アンドレギャニオンの静かな曲の調べに乗せて

 

24/03/09『恵岱岳BC』[ 4:02]

 

また来週

 

オマケは、帰りの車中から撮影した十勝連峰の白い峰々

 

 


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