9月シルバーウィークの最終週の土曜日は、万遍山の会三人で
「来馬岳(1,040m)」から「カルルス山(1,075m)」をオロフレ峠を
起点に歩く回遊登山です
オロフレ山に木が掛かっているのがなんとも残念(三脚の限界)
週末近くなってお声かけしたにも関わらず、MotoさんとMisakoさん
がこのオロフレ峠起点の回遊登山に参加してくれました。
車2台があって遊べるプランです。
まず、MotoさんとToshiはいつもの藤野某所で待ち合わせ、乗り合いで
車を走らせて、中山峠でご来光の時間を迎えました。
朝陽に照らされた秋の羊蹄山(中山峠にて)
その間、Misakoさんも長万部からの車の中から、美しい洞爺湖と
羊蹄山の姿を真逆の方向から眺めていたそうです。
で、
オロフレ峠には7時に待ち合わせていましたが、その洞爺湖畔の
美しさに見とれてしまってMisakoさん10分程度遅れて集合です。
オロフレ峠から望む羊蹄山と尻別山のご兄弟
はい、そこから1台に乗り合わせてカルルス温泉に下り..
すぐ横にあるサンライバスキー場からオロフレ山に向けて
登山開始です。
■7:45 サンライバスキー場駐車場(来馬岳登山口)
スキー場の広々とした風景をこよなく愛している人が居ましたが、
今はその景色よりも藪の多い登山にはまっているようです(某Amigo氏)
この辺りはまだいいけど、この先はもっと“かかと”が伸び放題です。
ここまで登ると内浦湾の海が望めてGOOD!!
ここからが登山道、もう5合目ですから頑張りましょう!
こんな細いカバノキ林の景色は画像に収めないと・・
道央と言っても南に位置するエリアなので紅葉はもう少し先
だけど、
ナナカマドの(葉よりも)実の赤さが印象深かった
オロフレ山がいい感じに望めてきました!
ここまでくると9合目、支笏湖周りの山も望めてきましたよ!
■10:00 来馬岳頂上
倶多楽湖(くったらこ)の手前に見える(写真中央・右)わずかな噴煙は登別温泉“地獄谷”らしい
支笏湖周りの山まですっきり望めて大満足
樽前山の後ろには夕張岳のシルエットもはっきり見えていました!
少しのもぐもぐタイムの後、一路カルルス山へ向かいます。
こちら道南方向もよい眺め
晴れた日の縦走路は前回、前々回とは見違える印象
オロフレ山が近くなってきました
さて、このキノコは食べられるのか?談義をしながら・・
見違える印象はどうやら丁寧な笹狩りのお陰でしょう。
途中、ナナカマドの実の見事さに度々立ち止まって
青空に赤い実が映えます!
■11:55 カルルス山頂上
カルルス山は、何度訪れてもあたりの眺望無しなので
一同ガッカリ...もしません
Toshiさんが予め解説済
峠が近くなってきた
山岳会の皆さん、大人数で笹狩りしてくれていました。有り難うございます
■12:50 オロフレ峠
ふりだしに戻ってきました~
はい、今日は少し時間が押したので、オロフレ山はまた今度の
お楽しみ!
峠で食事をしながら、思いの外素晴らしかった来馬岳~カルルス山
縦走路の感動話をして、デポ車両に乗って温泉まで降りました。
日本の名湯「カルルス温泉」も随分コロナの影響を受けて、お客さんは少なめでしたが、
しっかりと感染対策を施した「山静館」でお湯に浸かり、
【備忘録】オロフレとはアイヌ語で、水中赤き川という意味。
近くを流れる白水川の支流に鉄鉱石が溶け出した赤い川があったので、
そう名付けられたそう。
一方、カルルス温泉のカルルスは、意外にもアイヌ語とは関係ないようです。
https://www.jalan.net/yad336659/blog/entry0002076641.html?dateUndecided=1&distCd=01&smlCd=011105&selYm=&
満足の帰還でした
また来週お楽しみにぃ
Takさんが札幌におられたとき、確かその深田久弥がオロフレ山を称して・・云々の
くだりをお知らせいただいたように、、記憶がよみがえりました。
そう、オロフレ山の紅葉は素晴らすぃので、年内また同山域に登れるチャンスを得たい
と思います。
関西の秋はもう少し先ですが、北海道では望むことのできない繊細なモミジの紅葉便り
を是非お届けいただきたく・・