9月も中旬を過ぎて、例年であれば「涼しい」を通りすぎて「寒い」を実感する
時期に差し掛かったのに、やはり暖かい日の続く三連休の初日は、
表大雪の山で、愛山渓温泉から登る「永山岳(2,046m)」~「安足間岳-あんたろまだけ-(2,200m)」
そして「沼ノ平」を巡っての山旅でした
安足間岳から姿見の駅方向(左に十勝岳連峰)を背に
途中、安足間岳の先「愛別岳(2,112m)」は、分岐地点から同山へ下って登り返す
急坂を見下ろすところでその雄姿を写真に収めて帰ってきました
愛山渓温泉登山口を出て、沢に掛かる橋を渡る頃の気温で15℃程度の気温なのか、快適です
三十三曲りの数を途中までは数えていたというKasaneちゃん、早々に記憶が飛んで実際の曲りの数は不明
湿原とほぼ同じ高さまで標高を上げてきたのに、この先の沢の渡渉地点まで下ってまた登り返し・・・
しかしまあ、沢は登山では貴重なアクセントだと感じます(マイナスイオンに癒されます)
十勝岳連峰も今日は一日すっきりとその姿を見せてくれていました
ウラシマツツジが真っ先に紅葉してくるので、温暖な中にも秋の訪れを感じます
高曇りの天気のお陰で、汗もそうかかずに永山岳~安足間岳を望む景色に近づくことが出来ました
沼ノ平を眼下に望んで・・・
この時間だけ十勝岳連峰に雲がかかります
チングルマの紅葉も少しずつ始まっています
はい、永山岳とうちゃこ
でしばし談笑
バックに聳える「愛別岳」まで、果たして辿り着けるかなぁ~
そのためには、まずは「安足間岳」を目指します
ジャンクションピークの安足間岳分岐(2,194m)にとうちゃこ
分岐から、北鎮岳、愛別岳へ向かいます
怖い怖いと言いますが、まわりの景色に惑わされている感ありで、足元をしっかりと踏みしめて歩きましょう
怖くなっても、この観世音菩薩に邪念と共に打ち消してもらいましょう
結局、ここから先の愛別岳までは笑顔でいられなくなるので止めにしました
そう、となれば下りは距離の長い「沼ノ平」歩きましょう
沼ノ平へ向かう途中の安足間岳はケルン以外に標柱がなく、どこをピークと決めているのかがよく分かりません。
富士山に登って、山岳の高さを語れ。大雪山に登って、山岳の大さを語れ
(大町桂月)
この先が最高標高点2,200mとして踏むことで良いでしょうか
ここからは旭岳を眼前にしながらの下りが続きます
残雪期の春ともなれば満開のお花達に出逢えることでしょう
雄大過ぎて言葉を失います
至る所に奇岩あり・・の沼ノ平コース(自然の造形美①)
この斜面だって花の季節は満開に咲き誇る楽園となります
岩の奥に大沼・小沼が近付いてきました
自然の造形美②
庭園の石の配置は山の神様が決めたので美しいのでしょう
旭岳を見上げるところまで標高を下げてまいりました
自然の造形美③(落ちそうで落ちない岩)
自然の造形美④(指先で摘まんでいるものは何
)
見納めの旭岳、熊ヶ岳の雄姿
このパノラマ画像は視覚の120℃を捉えています。
10秒タイマーを心得た、よい写真と思います
紅葉が進むともっと彩りのある秋に近づくでしょう
時刻が変わると、今朝、登った登山道の姿も趣が変わりますね
沼の先に旭岳が・・
楽園最後の名場面
『沼から仰ぎ見る安足間岳
』
如何だったでしょうか
登りのときは高曇りで涼しく、下りの時刻になって青空が広がって
暑くなってもくる。しかし沼の眺めに山旅の疲れも癒されていくなんて
いうような恵まれた登山はそうあることではありませんね
メンバー皆さんの日頃からの行いによるものと勝手に感謝申し上げます
紅葉の見ごろの時期にもう一度北大雪辺りを登りたいです。
最後に、前日に撮った山麓から眺める愛別岳、安足間岳画像でお別れします
本日はお疲れ様でした~
コメント有り難うございます。
-あんたろまだけ-、呼び名を入れさせていただきました。
周辺の地図を見ると、石狩川の支流「安足間川」の源頭が安足間岳で、手前には安足間岳よりも低い「安足間山」という山も存在しているようです。(登山道はありませんが)
この日、安足間岳の先の「愛別岳」に登っていたら、この山をタイトルにはせず、単に通り過ぎたピークぐらいにしか書いていないブログになっていたと思うと、本日、我々の間で「安足間岳」をメジャーにできて良かったです。
因みに安足間岳は大雪山の標高ランキングで第6位の高峰でトムラウシ山よりも高いのでした!
https://sapporo-nature-times.com/daisetsuzan-elevation/
今回もなんとも清々しい山行報告♪
見渡す限り良か景色、良か景色、良か景色・・
生で見ることは一生ないであろう
良か景色、良か景色、良か景色・・・
もう勘弁してけろ、と言いたくなるくらい
良か景色、良か景色、良か景色・・・・
どうぞ、次回もよろしゅうに。
有り難うございます。
同じ山を何度となく登っていても、季節や天気の違いで一つとして同じ顔ではないところが山の姿の良いところですね。
遅い秋がもう少し進むと景色は更に良くなりますよ!
全ての道はあんたのローマに通じます!