“坂の上の雲”

登っていく坂の上の青い天に、もし一朶の白い雲が
輝いていてもいなくても、また坂を登っていきます。

22/07/16『南暑寒岳』

2022-07-16 | 6道東・道北・増毛山地の山

7月、待ちに待った3連休の初日に“どん亀登山隊”の皆さんと登ってきたのは、

増毛山地を全貌できる山南暑寒岳(1,296m)です

 

高曇りの下、涼しい山頂からの景色(暑寒別岳を背に)

 

いや~

この三連休に向かう予定だった山域は、どこもかしこも日曜日の

予報が芳しくなく、やむなく遠征登山は取りやめにすることに

なりました~

目指していた利尻山or斜里岳に限らず、道央も道南も北海道内は

すべて中日の日曜日が良くないので遠出計画が組めず、

残念

 

南暑寒荘一泊も考えたけど、年内はコロナ禍で宿泊不可でした。

 

金曜日、計画を初日の土曜日登山に変更して選んだ山域は

先週に引き続き樺戸山地の上の増毛山地です

 

高曇りの隙間から青空も覗く・・絶好の登山日和の同山域

 

それも、暑寒別岳にはガスがかかる確率が高い・・

ガスに覆われても花が楽しめるような・・

と、いろいろ考えて、

雨竜沼湿原で引き返すことも想定してやって来たというわけです。

 

その暑寒別岳(右)山頂にはわずかにガスが掛かっている。

 

で、引き返すどころか、

思いの外視界の効いた湿原の景色に皆さん感動し、

 

足取りも軽く、一列縦隊のどん亀隊+2名が元気です

 

ラムサール条約にも登録された湿地内の“池塘-ちとう-”を知らない人が意外と多く..

 

水たまり・・と表現する人が居ました

 

せめて「池」または「沼」と言っていただきたかった

 

(とう)とは、ためいけのことらしい・・

 

はいっ、池塘とは?を是非ウィキペディアでお勉強下さいね

 

比較的天気の良好な旭川~富良野にかけての高峰もすそ野がよく眺められてgood

 

意外と長い湿原から南暑寒岳までの3.3km(ここまでガスが掛からず、ちむどんどん)

 

左からMotoさん、Kasaneちゃん、ピンクのKazuさん(の左肩に黄金山)、そしてNagaさん

 

Kasaneちゃんが加わることで平均年齢がぐっと下がって、

隊員皆が若々しく見えますね

 

頂上に吹く風が心地よい・から・肌寒くなってきたので、アウターを

羽織った頃、遠く暑寒別岳との縦走路脇に「ヒグマが雪渓で寝そべっている

という情報に山頂を共にした一同が集中

望遠レンズ付きの高級一眼レフを持ってすれば肉眼では眺められないリアルな

ヒグマの生態を見られるというので、

 

山頂ちむどんどんの図

 

左が奥徳富岳、右は群別岳ですよとToshiが解説するも、冬山登山まではしない皆さんです。

 

皆さん、誰かに習ったような笑顔ですね

 

ヒグマが寝そべっていたのは、Motoさんの頭の上に僅かに見える雪渓でした(Toshiには見えん)

 

1時間滞在しましたが、高級一眼レフを手にしたお二組を後にして

午後から崩れる予報の頂上を後にしました。

 

少しずつ雲が下がってきている湿原上空

 

この後、少しの雨に降られるけど、本降りにはならず・・

 

展望台で一休み..何がそんなに楽しいのか?(確か、下ネタかと?)

 

帰路も快適な木道歩きです

 

最後はお約束の“白竜の滝”眺め

 

マイナスイオンがいっぱい

 

以上、夏のちむどんどんの一コマでした..

 

22/07/16『南暑寒岳へ..雨竜沼湿原を彩る花々』

 

それにしても皆さんお元気ですね。

Kasaneちゃんを除く全員が童謡の「船頭さん」の歳を超えているとは

とても思えません。

走って登ってよくやるわ

 

さあ、利尻山は年内にリベンジしたいと思います。

 

最後にオマケ

この木は何の聖霊でしょう(➊馬➋タツノオトシゴ➌ユニコーン)

 

 

 

 

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14 コメント

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Unknown (おかず)
2022-07-17 15:17:30
三連休中とも各地で雨降りの予報に、利尻・斜里岳登山はおろか、アウトドア全般すっかり諦めていました。ところが、前日になって急きょ雨竜沼湿原から南暑寒岳登山計画の連絡!
Toshiさんの神がかった?判断力と行動力に驚きと感謝です!!

奇跡的に素晴らしい天候に恵まれる中、美しい景色に私の濁った目も心も洗われ、時折吹く爽やかな風は汗まみれの顔に心地よく、最後に滝から降り注ぐマイナスイオンに疲れも吹き飛びました。
本当に楽しい1日をありがとうございました!

「素敵な貴婦人」が売りのカズなのに、下ネタに大口開けて笑うという失態を・・・(/≧◇≦\)
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道内、至るところに青山あり! (Toshi)
2022-07-17 17:13:44
おかずさん

「素敵な貴婦人
そうでたか、そう言われてみると上品さを湛えているお姿に、行き交う登山者が皆振り向いていたような気がします。
でも、皆さんが振り向いていたのはお尻が泥だらけで気の毒そうに思っていたからかもね

狐の嫁入りが“天気雨”のことを表すこと、これは勉強になりました。
調べてみるとけっこうメジャーな言い伝えなのですね。
はて?それでは何故、北海道出身のMoto、Kasane、Toshiの三人は知らなかったのでしょう
これはさらに深堀りして調べてみることが必要です。

登山口でいただいた雨竜町の各種割引チケットは、お風呂で使い(100円引き)、セコマで使い、すっかり元を取ったドヤ顔してたら、Kasaneちゃんはそれに加えて道の駅でも100円引きで買い物をするというコンプリート娘でした。

また何処かの地域を一緒に潤しましょう
返信する
Unknown (おかず)
2022-07-18 08:39:42
ほぉ、あの割引チケット活用されたのですね?雨竜の経済にも貢献され、誠に立派です!
私達は、お風呂もアイスクリームもなし(T_T)、ただ一目散に帰宅の途に着いたのでした。恐らく有効期限内に雨竜を訪れることもなかろう…という訳で、あれは戦利品として額に入れて飾ることにします。

羊蹄山に引き続き、南暑寒岳にも私の足跡ならぬ尻跡をあちこちに残しました(^^)v ぬかるんで滑りやすくなっていた訳でもないのに…。しかし、昨日は無傷でしたよ。最後は、Motoさんのアドバイス通り、大きな石の上にも拘わらず、背中のリュックをクッションに、見事に上手く転んでみせましたぞ!

その後、下山中何度も転ぶのは、私の技術の未熟さよりも、登山靴に問題ありとの指摘を受け、早速滑りにくい登山靴を入手すべく、ここはAmazonではなく、専門店に行って来ます(^o^)v
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笑顔満開ピッカピカ♪ (★たぐぴ〜♪)
2022-07-18 22:37:53
 
楽しいお仲間さんと充実した時間ば共有できて
よおございました。
笑顔で語り合う友人に恵まれとるねぇ、トシクンは。

湿原を彩る花々にもすっかり癒されたばい。
雨模様の九州でトロ〜ンとした目で見とります。

今回も良か山行報告ありがとさんでした♪
次回もよろしゅう頼んどきまぁ〜す。

返信する
登山靴は、 (Toshi)
2022-07-19 17:21:37
おかずサン

登山靴は是非登山専門のお店でお買い求め下さい。
ランナーを長く続けていく意味でも足首を守るハイカットの登山靴は何よりも大切です。
お薦めはやはり秀岳荘です
返信する
梅雨が去っても.. (Toshi)
2022-07-19 17:32:40
★たぐぴ〜♪7さん

思いの外短かった本州の梅雨が明けたと思っていたら、何やら雨模様の日が随分と
続いているようですね。梅雨が戻るということはあるのでしょうか。

こちら北海道もその梅雨の影響と考えた方がよいような天気がとくに週末にやってきて
遊ぶ計画を立てるのもなかなか大変です。

走るときは曇り&多少の雨はOK
登山の日だけ晴れてくれればよい
まったく都合の良いことばかり毎週毎週考えとりま~す
返信する
Unknown (おかず)
2022-07-19 19:02:56
秀岳荘ですね。行ってきます!
トシさんの名前を出したら、値引きしてくれますかね 笑
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Unknown (Toshi)
2022-07-19 19:15:51
おかすさん

急いては事を仕損じる
という諺がありますから、ここは秀岳荘の店員さんにいろいろと質問して納得しても(笑)そこでは買わずに一旦家に帰ってラインを入れてください。
Toshiもそのやり取りを是非聴きたいです。
店員さんに「転ばない」「尻もちをつかない」靴はありませんか?と聴いてはいけません(笑)
今履いている靴を持っていって、こういう場面でよく転ぶんですけど(笑)、どんな登山靴が良いですかね?と聴きましょう。
秀岳荘の店員は親身になって尾てい骨の話に聴き入ってくれると思います(マジ)
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Unknown (おかず)
2022-07-19 22:03:18
トシさん、承知しました。

今の登山靴を持ってって、転んだ時の様子を詳しく説明し、最後に尾てい骨のヒビあとを見せて「また来ちゃるけえのぉ、それまで待っちょれよ」と言って、何も買わず店を出ればいいのですね?

いろいろとアドバイスいただきありがとうございます!
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Unknown (Tak)
2022-07-20 17:52:57
いやー、楽しい南暑寒別岳でしたねー。尻餅話しですが、僕も今回10回くらいやりました。尾てい骨はザックが守ってくれますが、不用意につく手が問題です!ご一緒させていただいた爽やかな南暑寒別岳を思い出しました。ラン友さんたちをどしどし巻き込んでください。
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