2歳の娘が、舌小帯短縮症(ぜっしょうたいたんしゅくしょう)と診断されました。
舌の裏にある筋のような部分が短く、舌の動きに制限が出てしまう症状で、生まれつきのものです。
具体的には滑舌が悪くなったり、飲食に不自由が出ます。
娘は中度の症状の模様です。幼児の滑舌に埋もれて気にしていませんでしたが、気を付けて聞けば確かに典型的な滑舌になっています(「ら」が「だ」になる等)
重症レベルですと授乳に支障が出ることからすぐに発覚し、即手術となります。
娘も生まれた当初は産院で「べっしょさんの子は飲み方があまり上手ではないみたい」と指摘はされたのですが、しばらくして改善されたこともあり以後は問題視されず、そんな出来事もすっかり忘れておりました。
が、実はその影響があったかも知れません。
舌小帯は伸びてくる可能性もあるようで様子見との診断ですが、あまり変化がみられない場合は、小学校入学前あたりに手術を考えるべきと言われています。
ところで娘が今の状態ですと、タンギングが出来ません。
タンギングとは、管楽器演奏に不可欠な舌つきの技術です。
恐らく、一般の方より商売柄私は舌の動きについて深く考えているほうだと思われますが、
娘のこの特別な症状をきっかけに、改めて
「舌を動かすとはなんなのか」
と学ぶこととなりました。
娘には申し訳ないですが、商売にとっては正直プラスになったと言わざるを得ません。
何か、巡り合わせすら感じてしまいました(^o^;)
娘も勤めを(?)果たしてくれたことですし、後はもう自然軽快してくれたらと願うばかりです!!