一度不祥事案の責任追及から辞職した議員は、二度と再選できないと歴史が証明している。しかし，宗男議員は比例にて再当選した実績があり、何年もの間、地元の利権発展に貢献した議員は、再選するのだろうと眉唾的に勘繰りたくもなるが、他の地域のことであり、地元の有権者と宗男議員の利害の関係は想像絶する複雑な怪奇現象なのだろう。しかし、潔く辞任した宗男とは反対にしがみついて給与報酬狙いと言われた此度の東京都議員は、純粋な日本人の美徳である文化と感覚において、潔い話ではないから、大規模なパッシングが発生したのだろう。謝罪する場面では、土下座まで求めなくとも誠意のある対応でなければ日本人は絶対に理解し納得ができないのだ。
親身に接したのではなく、あくまで都知事としての威厳、風格、評判、自己の防衛のため、自ら地位の維持として必要だろうから、切り捨てただけのことだ。一旦引いてといえども、有権者は、何年経過しようとも覚えており、この発言からは都民蔑視発言と捉えることは、できないだろうか。要約すれば、数年経過すれば都民は馬鹿だから今回の不祥事案は忘れるだろうから、次回の議員選挙に立候補したらどうかと言っているから、都民はバカにされていると気づくべきだろう。
倒れていたバイクに衝突したのではなく、走行しているバイクに衝突したと感じたが真相は被害者死亡により、かなり不利な状況である。死人に口なしとはこのことであり、交通死亡事故において被害者の死は、加害者側に有利になることは、法曹界では周知の事実である。願わくば、トンネル内監視カメラ、同時刻近隣走行の車の車載ドライブレコーダーから有力な手掛かりになることが期待できる。地味な捜査であるが、地道に証拠収集から加害者の嘘が発覚することは多いのだ。世の中、一方的に悪いことはできないのだ。
高齢者の交通事故が増加しているなか政府は、未だ抜本的な対策に着手しようとしないどころか、景気対策重点に切り替え、国費予算ばら撒きに躍起になり、政権アピールに専念しているところだ。所謂、ウイニングランであり、勝者による凱旋は無駄遣いであり、全く必要がない。少子高齢化の原因は、政府の政策にあり必然的に国民皆貧困世帯になった原因が政府だとすると、なぜ、自民党が与党なのか疑問でならないのだ。野党は、頑張ることが出来ないどころか、相変わらず非難ばかりであり国民はうんざりしており、日本の将来に議会議員制が必要なのか基本的な仕組みでさえ危うい状態になるのでは、ないだろうか。直接選挙制に移行する時代なのかもしれない。
有権者のひとりとして意見すれば、他に任せられる実績がある政党がないに尽きるのでは、ないだろうか。一時期、民主党が与党として政権運営の序列第１位となり、正常に稼働すると思えば結果として、自民党より酷い状況だけが残り、日本が沈没しかけた事実が証明されたのだ。法学部卒業者の推薦が出来ない政党であれば、学歴主義の日本では、与党として活躍することは不可能といえども過言ではないのだろう。東大卒と地方大卒の立候補者がいて、どちらに投票するのかと問われたら、東大卒に投票するのが理知的に正論なのだろう。学歴主義が蔓延る日本では仕方がないことであるのだ。それでは、元野球選手と元クラリオンガールならばどうするとなれば、知的な有権者はどちらも嫌であるから、投票しないのだろうから、単純に知名度だけの戦いになるはずだ。これでは、国民の代表者として法律づくりに専念できるかといえば、疑問である。