歴史好きの旦那様について
以前訪ねたことの有る 江戸時代の街道跡を訪ねました
かろうじて 野際宿あとという立札が 忘れられたように
会津若松から宇都宮までの 参勤交代で使われたようです
それにしても
今の車社会からは考えられないような
福島県と栃木県をまたぐ険しい山岳を通って 続いているのです
この細い山道を 行列整えて江戸まで 費用を考えると~~
徳川幕府が300年続くためには
諸藩の経済力を削がねばならないわけですから
まあ たいしたことをを考えたもんだと
荒れ果てた 街道あとを訪ねては 感心しきりです
戊辰の役で唯一焼け残ったという 家がまだありました
ただ 住人だった おばあさんは100歳くらいで2~~3年前
亡くなられたということでした
100歳位というのも 正確な誕生日がわからないんだそうです
明治のはじめころ まだ戸籍も整えてなかった時代のことだそうです
今は 82歳の息子さんがおられて
時々きては 管理されているようです
山からの 綺麗な水が苔むした樋を滔々とながれていました
お天気のいい日だったので
こんなところで世俗を離れて暮らしたら
長生きしそうな気になりました
付近の林のなかには まだ雪が残っていました