無事是貴人

とりとめもなく

松川街道 (宇都宮街道) その1

2014-05-04 20:17:04 | 日記

歴史好きの旦那様について

以前訪ねたことの有る 江戸時代の街道跡を訪ねました

かろうじて 野際宿あとという立札が 忘れられたように

会津若松から宇都宮までの 参勤交代で使われたようです

それにしても

今の車社会からは考えられないような

福島県と栃木県をまたぐ険しい山岳を通って 続いているのです

この細い山道を 行列整えて江戸まで 費用を考えると~~

徳川幕府が300年続くためには

諸藩の経済力を削がねばならないわけですから

まあ たいしたことをを考えたもんだと

荒れ果てた 街道あとを訪ねては 感心しきりです

戊辰の役で唯一焼け残ったという 家がまだありました

ただ 住人だった おばあさんは100歳くらいで2~~3年前

亡くなられたということでした

100歳位というのも 正確な誕生日がわからないんだそうです

明治のはじめころ まだ戸籍も整えてなかった時代のことだそうです

今は 82歳の息子さんがおられて

時々きては 管理されているようです

山からの 綺麗な水が苔むした樋を滔々とながれていました

お天気のいい日だったので

こんなところで世俗を離れて暮らしたら

長生きしそうな気になりました

付近の林のなかには まだ雪が残っていました

 


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