ビニャーレス首位。
エスパルガロ弟2位!
前戦のマルちゃんの優勝でホンダに火が入ったね。
「エスパルガロ弟なんて取ったの失敗じゃん!」とか言ってる方々。
舐めるなよ!
言い訳せずに「アプローチを変える。」と宣言したポル。
早速来たしねー。
ホンダのマルケススペシャルって話はここ数年話題になってきましたが、おぢさん的な見解としてはエースにマシンを合わせて何が悪い?です。
今年になってヤマハも結果を残すのはクアルタラロ一人(ビニャーレスも1回勝ってるけど)、KTMはオリベイラ、台数が多いけどドゥカティだって勝ってるのはジャック・ミラーのみ。
ECUのハード、続いてソフトの共通化によりマシンの差はほとんど無くなりました。
四輪と違い二輪のレースは今でも乗り手が他所との違いを生む大きな要素です。
よってエースの好みに仕立てるのは必定。
ホンダの場合マルちゃんの好みというよりは、「オレがなんとかするから他所ではマネできない強みを造って!」という事なんだと思ってます。
マルちゃんだって本当は楽なのがいいに決まってるんですから。
序盤苦しんだKTMがこのところ調子よく、サスのストロークがホンダと大きく違うのでそれを槍玉に挙げる人も大勢います。
ホンダはGPの主流であるオーリンズ製のサスを、KTMだけがホワイトパワー(子会社)のサスを使ってます。
80年代、最初とは言わないけど片山敬済さんがホワイトパワーのサスを使い始めました。
フロントはショーワ、リヤはWPだったかな?
昔の事なので正確には覚えてないけど「ものすごくストロークがある。」って言うコメントを残していたのが印象的でした。
もともとモトクロスのサスを生業にしていた会社なのでそのせいかは分かりませんが。
KTMとホンダではシャシーも何もかも違うんですから同じ事を追っても意味ないと思いますよ。
ホールショットデバイスとか昔は考えられなかった物がどんどん投入される時代。
わずかな違いが勝者と敗者を分けるのだと思います。
今の大きなファクターはタイヤ。
去年ともまた変わっているらしいから。
フォーミュラドゥカティになりつつあるGPなので多数派にこれからは合わせるかも知れません。
政治の世界だからなんとも。